アイナ・ジ・エンド、BiSH時代の苦悩を初告白「ぶっちゃけ振り付けはキツかった」解散して気づいた重圧とメンバーへの思い
アイナ・ジ・エンドがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの『ほな、また』」。(毎週土曜 18:00~)。日々の他愛もない話から、日常で大切にしていることなどを、リスナーからのメッセージも交えながらまったりとトークするプログラムです。時に、自身の音楽や最近の活動、アイナ・ジ・エンドが今この人と話したいと思うゲストなども招いていきます。

6月6日(土)の放送では、先週に引き続き、かつてアイナが所属していたBiSHのメンバーから、セントチヒロ・チッチさんとハシヤスメ・アツコさんをゲストにお迎えして、「BiSHについて今振り返って思うこと、今だから話せること」をテーマにお届けしました。


(左から)セントチヒロ・チッチさん、パーソナリティのアイナ・ジ・エンド、ハシヤスメ・アツコさん


◆BiSH時代の忙しさを乗り越えられた理由

アイナ・ジ・エンド:改めまして、自己紹介をお願いいたします。

チッチ:どうも、セントチヒロ・チッチです。

ハシヤスメ:みんなのハシヤスメです。

アイナ:今週3人でお話しするテーマは「BiSHについて今振り返って思うこと、今だから話せること」。振り返って思うことでパッと浮かぶことってある?

チッチ:なんか、すっごい忙しかったよね。

ハシヤスメ:そうね。

アイナ:毎日さ、朝7時に起きて「おはよう」って言って会って。日付が変わって解散して、また何時間後に「おはよう」って言って「待って、5時間前に会ってたやん」みたいな。

チッチ:毎日毎日一緒に会っていたじゃない? 毎日そんなに何をしていたんだっけ? って思って。何年間もそうだったから不思議だなって。でも今思うとそれが良かったなって。私、忙しいのが好きだし。

ハシヤスメ:うんうん。

チッチ:今でも(スケジュールを)詰め込むのが好きなんだけど、なんかみんながいたからさ、忙しいっていう感覚とかも意外と紛れていたんだって。私って独りよりも誰かといるのが好きだから。

アイナ:へえ。

チッチ:「意外と救われていたんだな」みたいなことをすごく思ったかな。

アイナ:いいね。チッチとあっちゃんは仕事を詰め込みたいって、当時から言っていたよね。特にあっちゃんはコロナ禍なんてさ、「もうどうしよう、筋トレしかない」くらいの感じだった。

ハシヤスメ:ずっと家で筋トレしたもんな。

チッチ:なんか鏡とか設置してたよね(笑)。

ハシヤスメ:そうそう、自分でスタジオを作ってね。全身が映る鏡と床をぷにぷにの素材にして、音が聞こえないようにして鍛えていたから。

アイナ:すごいなって思ったもん。せっかく休めるみたいなときでも「筋トレなんだ、この人」って。

ハシヤスメ:休みたくなかったんだよ。私もチッチと同じように(仕事を)詰め込むのが好きだったから「休むなんて信じられない」みたいな感じだったわけ。アイナは何をしていたの?

アイナ:私は、ファーストアルバムをリリースする話をエイベックスの人から聞かされていたから。コロナ禍はずっと曲作りで、ファーストアルバムの曲を2020年に1年かけて作っていた感じだった。

だけど、BiSH時代の忙しさっていうのは、チッチと同じようなことを思うかな。何であれを耐えることができたんだろうみたいな。それってメンバーがいたからって、やっぱ思うかもね。


ハシヤスメ・アツコさん


◆アイナ「振り付けはキツかった」

チッチ:なんかアイナ、今だから話せることとかないの?

アイナ:今だから話せること? ぶっちゃけ振り付けはキツかったね。

チッチ:いや、絶対そうだよ。本当にありがとうね。

アイナ:インタビューとかでは、「振り付けは趣味なんで」とか言っていたんだけど、結構プレッシャーがあったんだなって、解散して気づいた。

毎回、みんながこれで納得してくれたらいいなっていう不安があって、いざスタジオでみんなに教えるときに、みんながすごい疲れているなかで「なんかごめん」みたいな気持ちがいつもあって。よう頑張ったなって思う。

ハシヤスメ:みんなが忙しいなかで、無理やり3時間だけでも確保してさ、それが終わったら朝になっていたりしてね。

チッチ:うんうん。

ハシヤスメ:本当に忙しいなかで振りも作ってくれていたからさ、本当にありがとうございます、と改めて。

アイナ:でも、逆もあったよね。ハシヤスメはツアーごとにコントをやる時間があったりして。うちらはあまり関与していなかったと思うのね。

チッチ:してなかった。

ハシヤスメ:そうね。

アイナ:ハシヤスメに一任していたこともあるし、逆に大事なMCをチッチにすごい任せていたなとか思うから。解散してみて、あのときは思わなかったけど、やっぱり感謝。それぞれがプレッシャーを感じていたんだろうな、みたいな。それでもうまく回っていたんだなっていうのは今振り返って思うことかも。

ハシヤスメ・チッチ:おお。

アイナ:やっぱ1人になったら全部やんなきゃいけないじゃん。

チッチ:そうなんですよねえ。

アイナ:誰かが喋っている間に水を飲むなんてできないしさ。だから、チッチってすごかったんだなって、曲の前にいっぱい話して(歌うときに)息切れしないのかなとかさ。

チッチ:ふふふ。


セントチヒロ・チッチさん


◆チッチ「3年間ずっとBiSHのことを考えてきた」

アイナ:ハシヤスメは、今だからこそ話せることとかあったりします?

ハシヤスメ:話せること? 今だから? あるかしら。

アイナ:赤裸々系やったからな。あっちゃんって歌うことは好きなの?

ハシヤスメ:歌は好きだよ。

アイナ:最近は歌ってないじゃん。

ハシヤスメ:全然歌ってないね。

アイナ:今、振り返ってさ、「毎日歌って楽しかったな」とか、そういうのないの?

ハシヤスメ:楽しかったよ、本当に歌が好きだし。

アイナ:私がファンだったら、あっちゃんの歌を聴きたいんだよね。私、あっちゃんの声好きだよ。

ハシヤスメ:本当に? ありがとう。えー、振り返って思うことね……。

アイナ:考えてるね(笑)。じゃあ、チッチは今振り返って思うこととかあったりする?

チッチ:私は3年間ずっとBiSHのことを考えてきたんだけど。

アイナ:おー。

チッチ:めっちゃ見んのよ、清掃員のYouTubeとかでロスとか懐古とかしているんだけど、それを観て懐かしむと。あとはMVやライブ映像も見るんだけど、ずっと振り返っているよ。だから、今だから話せるみたいなことはなくて、だって昔からすぐに言うタイプだったから。

ハシヤスメ:そうね、言っていたもんね。

アイナ:それぐらい2人は、当時から本音を言えていたんだよね。

ハシヤスメ:私、今だから話せることってないかも。何でかっていうと、やっぱりそのときに正直に言っていたなって思った(笑)。

チッチ:そうだね。

ハシヤスメ:話せることは結構その場でバシバシ言っちゃっていたかもしれない。いい意味でも悪い意味でも。


パーソナリティのアイナ・ジ・エンド


◆チッチが今でも反芻するアイナの言葉

アイナ:チッチのずっと振り返っているっていう話でいうと、私も結構MVやライブ映像も見返すのね。やっぱ久しぶりに見るとライブ映像とか超面白くて。

チッチ:私すごく覚えているのが、富士急ハイランドのさ。

アイナ:コニファーフォレスト!

チッチ:そう、コニファーフォレストでやったライブのアンコールで、「オーケストラ」の頭の「み」を聴いたときに、アイナが「もうこれは勝ちでしょって思った」って言ってくれて、それめっちゃ覚えている。

アイナ:やっぱ、チッチの歌い出しっていうのは、うちらはもう何百回何千回って聴いてるじゃない。

チッチ:うん。

アイナ:だからチッチのコンディションとかも出だしでわかるわけ。

チッチ:いや、わからないでしょ。

アイナ:わかるでしょ、頭のブレスでわかるじゃん。

ハシヤスメ:あー。

アイナ:ちょっと緊張しているときは、チッチは「は」って。

チッチ:うん、息ができなくなっちゃう。

アイナ:ミニブレスなの。でも、余裕のある気持ちのときは「はー」って吸ってるの。

ハシヤスメ:確かに。

アイナ:このチッチの歌い出しやったら、「このオーケストラ優勝です」っていう。

ハシヤスメ:あ、だから思わず言っちゃったんだ。

チッチ:言ってくれたの。

ハシヤスメ:すごい、まだそれを覚えているんだね。

アイナ:よっしゃってなった。

チッチ:そんときは嬉しかった。

アイナ:じゃあ、みんなでBiSHの「オーケストラ」でも聴こうか!



<番組概要>
番組名:東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの「ほな、また」
放送日時:毎週土曜18:00~18:30
パーソナリティ:アイナ・ジ・エンド
番組Webサイト: https://tfm.co.jp/honamata/
番組公式X:@honamata_tfm