もはや引っ込みがつかなくなっているのだろうか。ローソンが定期的に開催する、あの伝説の増量企画がさらにパワーアップして帰ってきた。その名も、創業51周年を記念した「超ハッピーすぎ! チャレンジ」である。

6月2日から4週間にわたって開催されるこのお祭り、実はいつもの「盛りすぎ(増量)」だけではなく、「合わせすぎ」「濃すぎ」など、ローソンの理性が崩壊したかのようなラインナップが揃うらしいのだ。

ということで今回は、第1週目の大注目メニュー3品をさっそく入手! その詳細をお届けするぞ〜!

「合わせすぎ! ミートソース&トマトガーリックパスタ」

まず手に取った瞬間、脳が「これは食料の重さじゃない」とアラートを鳴らしたのがこれ。「合わせすぎ! ミートソース&トマトガーリックパスタ」。従来の人気メニュー「大盛ミートソース」と「大盛トマトガーリック」を、あろうことか一皿にぶち込んだという狂気のパスタだ。

あまりに重すぎるので、試しに測りに乗せてみたところ……

はっ……842グラム……!? もちろん容器の重さも込みではあるが、もはや筋トレ用のダンベルの背中も見えてきているではないか。しかも、あくまで「合わせすぎ」枠であって、「盛りすぎ」を謳ってるわけじゃないところがまた恐ろしい。

500Wで6分という、およそコンビニ飯らしからぬ長時間レンジで温めると……

デカッッッ……!! 左半分がミートソースで、右半分がトマトガーリックか。さっそくミートソースのほうから食べてみると……

くぅ〜っ、ウマい! 間違いない! ひき肉の粒感がしっかりしており、玉ねぎの甘みが溶け込んだ濃厚なソースがパスタにこれでもかと絡みつく。王道の安心感だ。どちらかというとトマト系の酸味は控えめで、デミグラス風のコクが強い。当たり前だけど、主役を張って当然のクオリティだ。

トマトガーリックは一転して「攻め」の味。食欲を暴力的に刺激するニンニクの風味がめちゃくちゃ癖になるし、トマトソースは非常に瑞々しくてフレッシュ! 爽やかなのにガツンとパンチが効いていて、この絶妙なバランスが素晴らしい〜!

それぞれを単体で楽しむのも贅沢だが、この商品の醍醐味はおそらく“境界線”にあり。ふたつのソースが混ざり合う中央部をクルクル〜っと絡めて食べると……

ミートソースの肉の旨味にガーリックのコクが加わり、脳を直撃する旨さが押し寄せる! 融合してマリアージュするというより、それぞれの味わいが独立したまま同時に襲いかかってくる感覚だ。この逃げ場がない旨みの包囲網、たまらねぇ……!

「合わせすぎ! ハンバーグ&竜田×メンチ弁当」

続いては、店内調理「まちかど厨房」から「合わせすぎ! ハンバーグ&竜田×メンチ弁当」をピックアップ! すでに十分なボリュームを誇っていた「ハンバーグ&鶏竜田揚げ弁当」に、さらに「メンチカツ」を追加してしまうという、肉食獣の宴会場のような弁当だ。

茶色いおかずがギチギチに詰め込まれたその姿は、もはや芸術的ですらある。いや〜、どれから食べようかな。

悩んだ末に、まずはハンバーグから食べてみると……

ウマァァァ〜……。さすが店内調理の「まちかど厨房」。じゅわっと滲み出る肉汁がめちゃくちゃジューシー! ソースは酸味と甘みのバランスが良いデミグラスソースで、肉の密度が高く、非常に食べ応えがある。

鶏竜田揚げは生姜と醤油の香ばしい風味が効いており、衣がサクサクで中はしっとり。鶏肉特有のプリッとした食感が残っており、これ単体でビールのアテにしたいレベル……!

今回の「合わせすぎ」の立役者でもあるメンチカツは肉々しく、噛んだ瞬間に玉ねぎの甘みが広がる家庭的な味わいながら、油のコクが非常に強い。ソースをたっぷりかけて食べると、白米が猛烈な勢いで吸い込まれていく。

おかずの総重量が凄まじいため、どうしても相対的に「ご飯が足りない!」という贅沢な問題が発生してしまう。ハンバーグ、竜田揚げ、メンチカツ。どれもが主役の資質と脂質を携えており、一口ごとに「肉を食っている」という多幸感に包まれる。わんぱくな大人たちに捧ぐ、最強の布陣である。

「盛りすぎ! プレミアムロールケーキ」

最後を飾るのは、もはやローソンの増量企画のアイコンとも言える「プレミアムロールケーキ」。店舗では売り切れが続出する人気商品と聞いたことがある。今回は従来品と比較して、総重量を約51%増やしているという。

見た目のインパクトは相変わらず。マジで盛りすぎ。もはや「ロールケーキ」というよりは「スポンジという名の土手から氾濫する寸前のクリームの池」である。

さっそく味わってみると……

う~ん、相変わらずめちゃくちゃウマいやん……! ミルクの濃厚なコクが広がりつつも、後味は驚くほどスッキリ。甘すぎないからこそ、この膨大な量でも最後まで飽きずに食べ進められる。このフレッシュな風味となめらかな口溶け、完璧!

クリームの影に隠れがちだが、外側のスポンジも秀逸。北海道産小麦を使用し、卵の風味がしっかりと感じられる。非常にキメが細かくしっとりとしており、大量のクリームを受け止めるのに最適な、優しい口当たりだ。それにしてもこの断面図……もはやちょっと面白いもんな〜。ホント、盛りすぎ!

「超ハッピーすぎ! チャレンジ」第1週。ローソンの「客を喜ばせたい」というサービス精神が、もはや暴走に近い領域に達しているということがおわかりいただけたと思う。そしてそれは物価高に苦しむ我々にとって、あまりに大きな希望の光である。ありがたいよ~、本当に。

ただし、どれも凄まじいボリュームと満足感があるため、一度に複数品を制覇しようと頑張る必要はなし。一品一品、ローソンの本気を噛み締めながら楽しもう!