俳優の吉川愛が、7月期のテレビ朝日金曜ナイトドラマ『名探偵のままでいて』(毎週金曜23:15~24:15)で主演を務めることが、わかった。
同作は、第21回「このミステリーがすごい!」で大賞を獲得した小西マサテル氏の同名小説の初映像化作品。孫娘・楓が持ち込む“謎”を認知症の祖父が解き明かす、これまでにない“安楽椅子探偵ミステリー”となっている。
2人は楓の周囲で起きた不可解な出来事をはじめ、友人が巻き込まれた難事件、知り合いの刑事から依頼された複雑怪奇な事件までさまざまな謎に挑み、ともにミステリーマニアである祖父と楓は、謎をひも解き、事件関係者たちを救い、彼らの心をほぐしていく。
その一方で、祖父の病の進行をひしひしと感じ取っている楓は、相談ごとを持ちかけるたびに別れが確実に近づいていることも悟っていく。そんななか2人は、楓自身に忍び寄る“不気味な影”とも対峙していくことになる。
主演を務めるのは、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した吉川。テレビ朝日の連続ドラマでは初主演となる。
吉川が演じる主人公・楓は、祖父の影響で往年のミステリー小説マニアになった小学校教諭。周囲からは明るく活発な女性だと思われているが、実は心の奥に両親にまつわる悲しい過去を秘めている。しかし、最愛の祖父とともに事件を解決する日々は、楓を少しずつ“強く”変えていくことになる。
コメントは以下の通り。
吉川愛
『名探偵のままでいて』というタイトルを目にした瞬間、“主人公の気持ちが題名になっているのかな”、“どういう気持ちでこの子はそう言っているのだろう”という疑問が浮かびました。そのようなイメージから入り原作を読ませていただいたところ、タイトルに込められた思いに納得しました! とてもグッときて…オファーをいただいたことを本当にうれしく思いました。
原作は時間があっという間に過ぎてしまうくらい面白く、切ないけれど、じんわり心が温まるようなお話でした。それが脚本でも大切にされていて、第1話から胸に迫るものがあり、“これは頑張らねば!”とますます気合が入りました。
私が演じる楓は明るく天真爛漫ではあるのですが、過去に負った心の傷を抱えている上に、おじいちゃんの認知症が日々少しずつ進んでいくのを目の当たりにしていて……強いかといわれるとそこまで強くはなく、少し弱い部分もある子です。でも、おじいちゃんの前では気遣って笑顔を作るような、とても心のやさしい女性という印象があります。
ミステリーを楽しんでいただくのはもちろんですが、楓とおじいちゃんの温かい家族の姿、そしてこの2人の運命を見届けてくださるとうれしいです。ぜひ楽しみにしていてください!
原作・小西マサテル氏
ドラマ化にあたり、脚本を拝読した時点で「これは面白くなる!」と確信しました。主人公“楓”を演じる吉川愛さんと、認知症の幻視に真実を観る祖父役の“あの名優”。私の脳内ではすでに“孫娘と祖父”という、いずれ別れのときがくる関係ならではの切なくも温かい笑顔と会話が何度も再生されています。そう、まるで幻視のように──。この機会にぜひ『名探偵のままでいて』シリーズをご一読ください。
