SBI証券は5月21日、2026年4月末時点の預り資産残高が70兆円を突破したと発表した。2025年11月末の60兆円達成から、約5カ月で10兆円増加したという。

同社は1999年のインターネット取引サービス開始以来、「顧客中心主義」を掲げ、低コストな取引環境やサービス拡充を進めてきた。2023年には、オンラインでの国内株式売買手数料などを無料化する「ゼロ革命」を実施し、個人投資家の利用拡大を進めている。

「ゼロ革命」やマルチポイント戦略などが利用拡大を後押し

SBI証券では、グループ外企業の共通ポイントと連携する「マルチポイント経済圏」を展開。さらに、8社のクレジットカードによる投信積立サービスを提供する「マルチカード戦略」も推進している。

また、2025年12月には投資信託の「定期売却サービス」を拡充し、定率指定方式や期間指定方式を追加。NISA口座で保有する資産の定期売却設定にも対応した。

加えて、2026年2月には資産管理アプリ「SBI証券Plus」の提供を開始。利用者の声や利用状況を踏まえながら、継続的なアップデートを行っている。

同社は、預り資産残高70兆円突破について、「ゼロ革命」の実施や各種サービス拡充が評価された結果との認識を示している。