SBI証券は5月20日、ロンドン証券取引所グループの「DealWatch」が主催する「DEALWATCH AWARDS 2025」において、同社が主幹事を務めた案件が株式部門・社債部門で計3件受賞したと発表した。

株式部門では、SBI証券が主幹事を務めたispaceの公募増資案件が「Equity Deal of the Year」を受賞。また、共同主幹事を務めたSBI新生銀行の再上場案件が「IPO of the Year」に選ばれた。

ispace公募増資やSBI新生銀行再上場が評価

「Equity Deal of the Year」を受賞したispaceの案件では、赤字企業によるリテール向け公募増資という難易度の高い資金調達を実現。宇宙産業への期待を背景に、事業シナジーを持つ企業への第三者割当増資も組み合わせた点などが評価された。

また、「IPO of the Year」に選ばれたSBI新生銀行の再上場案件では、2023年の上場廃止後、公的資金返済を経て短期間で再上場を果たした点や、総額3701億円規模の大型IPOを完遂した点などが評価された。

SBIホールディングスの社債発行も受賞

社債部門では、SBIホールディングスが「Bond Issuer of the Year」を受賞。SBI証券が主幹事を務め、既発社債の買入れと新規社債発行を同時に行う国内初のスキームを導入した点や、リテール向けセキュリティ・トークン債で流動性課題の解消に取り組んだ点などが評価された。

「DEALWATCH AWARDS」は、日本の資本市場の発展や市場育成への貢献などを総合的に評価するアワードとして1995年に創設された。