くふう生活者総合研究所は5月19日、ナフサの供給不足についての調査結果を発表した。調査は2026年5月15日~5月18日、8,383名を対象にインターネットで行われた。
9割以上が「ナフサの供給不足を知っている」と回答
2026年5月中旬、ナフサを原料とする印刷インクの調達が不安定になったことからお菓子などのパッケージが白黒刷りになることが報じられ、話題となった。他にもポリ袋や洗剤をはじめとする身近なものの多くにナフサが使われており、生活者にとっては身近な問題だ。
さまざまなメディアで取り上げられていることもあり、ナフサの供給不足については「知っている」(93.5%)が圧倒的大多数という結果となった。
7割以上が「ナフサ不足によるさらなる価格高騰」を懸念
そんなナフサの供給不足でどのようなことが気になるかをたずねたところ、最も多かったのは「商品・サービスの価格高騰」(71.1%)。物価高が続く中、さらなる価格高騰が起こることを気にしている生活者が多いようだ。
また、生活に関わるさまざまなものがナフサを原料としていることから、「必要な商品が手に入らなくなること」(64.8%)、「必要なサービスが受けられなくなること」(46.3%)への危機感が強いこともわかる。
調査を行った5月中旬時点では、42.0%の人が「ナフサ不足に備えて実践していることはとくにない」と回答した。
しかし、一方で約3割の人が「ナフサ不足による影響についての情報収集」をしており、「消耗品など無駄遣いを減らして大切に使っている」と回答していることから、関心は高く、今の段階では状況を見ている人も多いと推察される。
「ストック買い」しているという人は2割で、コメントを見るとゴミ袋、食品用のラップを買っている人が多く、少しずつ日用品を多く買って保管しているという声が多数あった。また、とくにプラスチック製品を大切に使っているという声は多く、できるだけ買わないようにしたり、節約して使ったり、代替品を使ったりとさまざまな工夫をしていることがわかった。
- 「(パッケージに配慮して)詰め替えを大きなものにしている」(40代女性)
- 「無駄遣いを減らすためにキッチンペーパーを布巾に変える。商品が入っていたビニールを洗って保存」(50代女性)
- 「ゴミ袋の使用を減らすため、ぎりぎりまで詰めるようにしている」(30代女性)
- 「最小限のサイズでラップをかけている」(60代女性)
- 「ファスナー付き保存袋は洗って何回も使う」(50代女性)
- 「ラップやゴミ袋などを少しずつストックしています」(60代女性)
- 「ドラッグストアに行くたびストックを1つ予備に買う」(30代)
- 「ローリングストックを少し多めに意識する」(50代)


