JR北海道は20日、札幌駅リニューアル計画の概要について発表した。札幌駅は高架化から35年以上が経過し、設備の老朽化も進んでいることから、同社は2029年度6月頃までをめどに駅全体のリニューアル工事を実施している。

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    リニューアル後の西コンコースイメージ(JR北海道提供)

リニューアルのコンセプトは「サツエキ ヒトトキ」。人との出会いや交流、時間や歴史を大切にした憩える空間とするため、駅周辺の商業施設ともつながりを持たせた駅をめざす。東西コンコースのデザインも一新し、西コンコースは北海道大学や赤れんが庁舎に続く通路として、北海道の歴史と文化を感じられる空間とする。東コンコースは新幹線札幌駅および北5西1・2再開発ビルにつながる通路として、未来を感じる空間をめざす。

駅南側は駅設備の配置見直しなどで新たなスペースを確保し、商業ゾーンを約2,000平方メートル(従来の約1.5倍)、店舗数も18店舗から約30店舗へ拡大する計画に。2027年度末の開業をめざす。定番の土産店に加え、北海道の旬やソウルフードを楽しめるスイーツ店、惣菜店、飲食店、通勤・通学利用者に便利なコンビニやベーカリーなどの出店を計画している。

  • <!-- Original start --></picture></span>リニューアル後の東コンコースイメージ(JR北海道提供)<!-- Original end -->

    リニューアル後の東コンコースイメージ(JR北海道提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>リニューアル後の「みどりの窓口」イメージ(JR北海道提供)<!-- Original end -->

    リニューアル後の「みどりの窓口」イメージ(JR北海道提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>リニューアル後の待合室イメージ。カマクラをモチーフにデザイン(JR北海道提供)<!-- Original end -->

    リニューアル後の待合室イメージ。カマクラをモチーフにデザイン(JR北海道提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>西コンコースファサードイメージ(JR北海道提供)<!-- Original end -->

    西コンコースファサードイメージ(JR北海道提供)

  • <!-- Original start --></picture></span>東西連絡通路イメージ(JR北海道提供)<!-- Original end -->

    東西連絡通路イメージ(JR北海道提供)

案内機能も強化。「みどりの窓口」「JRインフォメーションデスク(外国人デスク)」「北海道さっぽろ観光案内所」の各窓口を隣接して配置し、鉄道利用者や観光客に対応しやすい環境を整える。改札外はロッカーとベンチの配置を見直し、コンコースの混雑緩和を図るほか、デジタルサイネージなど増設して案内や広告に活用する。改札外トイレは廃止し、改札内トイレのみに。西改札口は位置を移動し、自動改札機のスムーズな通過と混雑緩和を図る。

改札内の待合スペースは待合室に改め、寒い冬でも暖かく快適に列車を待てる空間とする。待合室はカマクラをモチーフにデザインし、今年秋頃に使用開始予定。今年度は駅設備の配置見直しと商業スペース拡大に向けた工事を中心に実施し、9月頃に東コンコース、10月頃と2027年3月頃に西コンコースで改札・券売機などの移転が発生する予定としている。