“南のディズニーランド”を謳いながら、未完成のまま工事が止まった中国の大規模複合施設とは――。きょう9日に放送される日本テレビ系報道番組『追跡取材 news LOG』(毎週土曜22:00~)は、報道一筋24年の中国総局記者とともに現地へ向かい、不動産不況が企業や市民生活に与える影響を追跡する。

  • 『追跡取材 news LOG』

    『追跡取材 news LOG』

国を挙げてハイテク産業を推し進め、経済成長率は5%前後を維持しながら発展を続ける中国。その一方で、徐々に覆い隠せなくなっている現実がある。それが、不動産不況だ。

中国各地では、不動産不況の影響を受けた「ゴーストタウン化」が相次いでいる。番組の取材班は、報道一筋24年の中国総局・柳沢記者とともに、中国南部の広東省へ向かった。

そこには、“南のディズニーランド”を宣伝文句に掲げた大規模複合施設ができあがる予定だった。しかし、施設は未完成のまま工事がストップし、オープンを迎えることはなかった。取材班は、その施設の現在の姿を追う。

さらに、北京から新幹線で30分ほどの場所には、“アジア最大級のゴーストタウン”と呼ばれるエリアも。報道現場を歩き続けてきた記者が、そこで何を見たのか。

不動産不況は、中国経済全体にも影を落としている。企業の倒産が相次ぐだけでなく、市民生活にも影響が広がっているという。取材班は、ローンが支払えず、裁判所によって強制的に売却されることになった“強制競売”の住宅を大量に発見。住民への取材から、厳しい不況の実態が浮かび上がってくる。

メインキャスターは、和久田麻由子と森圭介日本テレビアナウンサーが務める。

【編集部MEMO】
和久田麻由子は、番組コンセプトについて説明を受けた際の印象として、「報道の結論だけではなくて、プロセスまで大切にして伝えていく。それで新しい報道のあり方を目指していくんだという、日本テレビの制作チームの皆さんの熱量と挑戦的な姿勢に、純粋に心を動かされました」と語っている。

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