放送60周年を迎える日本テレビ系演芸番組『笑点』(毎週日曜17:30~)で、現存する最古の映像が初公開された。1968年3月10日放送回に収められていたのは、初代司会・立川談志が大喜利を仕切る貴重な姿。60年分の“笑いの点”を凝縮した特別映像とともに、記念生放送の実施も決定した。

  • 立川談志

    立川談志

これは日本テレビが持つ最も古いアーカイブ映像で、当時番組にも出演して縁の深かった桂米丸が亡くなった後、日本テレビに寄贈されたビデオテープに収められていた。

映像には、若き日の談志が『笑点』の半纏をまとい、生き生きと大喜利の司会を務める姿が記録されている。番組の黎明期に、伝説の落語家がどのような空気を作っていたのかを伝える、貴重な映像となる。

この映像から始まる60周年特別映像を、日テレ公式YouTubeを公開。談志のモノクロ映像から始まり、五代目三遊亭圓楽、桂歌丸ら歴代司会者の懐かしいカラー映像、そして現代の春風亭昇太らレギュラーメンバーへと、笑いのバトンがつながれていく構成だ。出演者たちの「爆笑」「照れ笑い」「苦笑」「失笑」「泣き笑い」まで、60年分の“笑いの点”を60秒に凝縮している。

映像の最後には、出演者たちの笑顔とともに「さあこれからも、笑って笑って生きましょう。」というメッセージも表示される。

また、5月31日には『笑点』60周年記念生放送の実施も決定。放送時間は16時30分から18時までで、16時30分から17時30分は関東ローカル、17時30分から18時は全国ネットで放送される。番組内容は近日中に発表予定。

【編集部MEMO】
『笑点』が60周年を迎えた理由について、春風亭昇太は「他の番組は進化していくんだけど、『笑点』だけが進化しなかったから、ガラパゴス諸島みたいになってる。他の地域では見られない不思議な生き物が生き残ったという状態。それが良かったんじゃないかな」と語っている。

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