今、サイゼリヤの「若鶏のディアボラ風」が販売再開をきっかけに再び注目を集めている。3月下旬から鶏肉原料の供給不足により販売を休止していた同商品が、4月27日までに多くの店舗で販売を再開。復活を喜ぶ声とともに、また販売休止になることへの心配の声が上がっている。

そんな一皿に、“もっと楽しめる食べ方”があるのをご存じだろうか。そのアレンジが「サイゼリヤ炒飯」。シンプルながら満足度が大きく変わるという食べ方を、実際に店舗で試してみた。

「若鶏のディアボラ風」で"サイゼリヤ炒飯"を作ってみた

注文する商品は、「若鶏のディアボラ風」(500円)、「スモールライス」(100円)、「トッピング半熟卵」(50円)、「ブラックペッパー」(無料)。

  • 「若鶏のディアボラ風」(500円)、「スモールライス」(100円)、「トッピング半熟卵」(50円)

    「若鶏のディアボラ風」(500円)、「スモールライス」(100円)、「トッピング半熟卵」(50円)

作り方は簡単。若鶏を切ってごはんと半熟卵を混ぜるだけ。

早速実践してみる。付け合わせのポテトは一緒に混ぜてもおいしそうだが、今回は先に食べておいた。ちなみに、先に記載しておくと鉄板は熱ければ熱いほどよさそう。同店の鉄板は、そのうえで軽く肉が焼けるほどの熱さが続く仕様ではないので、かなりスピード勝負となりそうだ。

若鶏を鉄板の上でひとくちサイズにカットして、ごはんを鉄板にのせる。鉄板から具材が落ちないよう、ごはんは少しずつ入れていくと良いかもしれない。

  • 鉄板の上で若鶏をカットし、ごはんをのせる

    鉄板の上で若鶏をカットし、ごはんをのせる

半熟卵をのせ、周囲の視線を感じつつ一気に混ぜていく。スピード勝負のため、「何をしているんだろう」という空気は一旦気にせず、ひたすら手を動かす。

  • 半熟卵をのせる

    半熟卵をのせる

  • 全体を混ぜていく

    全体を混ぜていく

最後に、サービスステーションから持ってきた「ブラックペッパー」をかければ、完成。もはやイタリアンの面影はないが、味は間違いなさそう。

  • 仕上げにブラックペッパーをかけて完成

    仕上げにブラックペッパーをかけて完成

「玉ねぎの野菜ソース」がアクセントとなり全体をまとめ上げる

早速、スプーンで一口。そもそも筆者は「若鶏のディアボラ風」を食べるのが初めてだが、その前提を差し引いても、想像をしっかり超えてくるおいしさだった。

濃いめに味付けされた若鶏は、ご飯と混ぜることでほどよく和らぎ、全体のバランスがぐっと良くなる。そしてなんといっても「玉ねぎの野菜ソース」がいいアクセントとなり、飽きずにバクバク食べてしまう。「カリッ」と焼かれた鶏肉と「トロ~ッ」とした卵を、野菜ソースがまとめ上げている印象だ。

  • 「若鶏のディアボラ風」の代名詞、「玉ねぎの野菜ソース」

    「若鶏のディアボラ風」の代名詞、「玉ねぎの野菜ソース」

また、ご飯の量で味の濃さを調整できるのもうれしいポイント。さらに、自分で切ったのだが、大ぶりにカットした若鶏を頬張ると、しっかりとした食べ応えがあり、ちょっとした贅沢感も味わえる。これは赤ワインというより、ビールをいきたくなる......。

  • 大ぶりの若鶏と一緒に

    大ぶりの若鶏と一緒に

鉄板の熱で卵は完全には固まらず、半熟のまま。このため"炒飯感"はやや控えめだが、どちらかといえば"鉄板焼きのペッパーライス"に近い印象で、満足度は高い。炒飯感をより出したい人は「半熟卵」を先に鉄板にのせると良いかもしれない。

はじめは、「こんな食べ方をしていいのか」と少し罪悪感を感じつつ、アレンジに挑戦していたが、実際食べてみると周りの人にも「これ美味しいから真似してみて!」と進めたくなってきている自分がいた。「若鶏のディアボラ風」を2倍楽しんだ自信がある。


復活で話題の「若鶏のディアボラ風」だが、まだ供給が安定していないとのうわさもある。ぜひ、サイゼリヤで販売しているのを見かけたら、この機を逃さずに試してみてほしい。