俳優の石田ひかりが主演する中京テレビ・日本テレビ系ドラマ『鬼女の棲む家』(毎週水曜24:24~)の第5話が29日に放送され、物語が一気に“家族崩壊”へ動き出した。謎の人物「ヒイラギ」に導かれ、明香里(石田)は美魔女インフルエンサーの裏に潜む未成年売春あっせんと政界を巻き込む闇を暴くが、その炎上の先に現れたのは、夫・透の姿。さらに娘には不審なスカウトDM、息子にはモデルガン関連の荷物が届き、明香里の“正義の私刑”はついに自らの家庭を焼き始める。
第4話で、謎の人物「ヒイラギ」からの依頼を受け、美魔女インフルエンサー・海老原麗華(まりゑ)のナイトブラ詐欺を暴き、大炎上させた明香里(石田)。しかし、麗華は多額の投資詐欺疑惑がありながらも逮捕や送検を免れ、のうのうと生活を続けていた。
第5話、そんな明香里に、ついに「ヒイラギ」が自ら接触を図ってくる。「顔を見ながらお話しできませんか?」――パソコンの画面越しに現れたその姿は、不気味なAIアバターであった。ヒイラギは、麗華が罪を逃れている裏には悪事をもみ消す「権力者」が存在することを示唆し、麗華の本当の闇を暴くよう明香里をけしかける。その導きにより浮上したのは、闇社会や権力者たちの社交場となっている会員制ラウンジ「Mantis Lounge(マンティスラウンジ)」であった。
明香里は持ち前の執念で調査を開始。動画配信者が麗華に直撃取材をした際の映像から、麗華の車を運転していた人物が元モデルの玉代瑞穂(糸瀬七葉)であることをネットの書き込みから特定する。さらに瑞穂のSNSを調べ上げ、彼女が「Mantis Lounge」のオーナーを務めていることを突き止めた。
会員制ラウンジのウェブサイトは「Members Only」となっており、閲覧には毎日変更される6桁のパスワードが必要であった。しかし明香里は、瑞穂のSNSに投稿されたキャストの出勤情報などの「匂わせ投稿」を分析。「5月7日」「八方美人(8)」「18時から2日ぶり(18、2)」といった断片的な数字を組み合わせ、「578182」というパスワードを導き出し、見事にサイトの厳重なロックを突破した。
そこで明らかになったのは、麗華が経営する「Mantis Lounge」の裏の顔――未成年売春のあっせんと政界の大物たちが繋がる、国家規模の闇社会の接点であった。サイトの奥底には「特別接待可能女性キャスト」という裏メニューが存在し、そこは権力者たちに未成年売春などをあっせんする闇社会の温床だったのである。炎上の余波でラウンジの顧客リストが流出し、麗華の悪事をもみ消していたであろう政界の大物たちの実態も明るみに出て、事態は国家を揺るがす大スキャンダルへと発展。ついに麗華や関係者たちは警察に摘発された。
ネット上で正義の鉄槌を下し、優越感に浸る明香里。彼女は生きたカニを出刃包丁で容赦なく叩き斬り、フライパンで激しくフランベする。高く上がる炎の熱気の中、ターゲットたちが破滅していく様を想像し、明香里は狂気を孕んだ笑顔で高笑いを響かせた。
しかし、その裏で白昼の公園のベンチに、スーツ姿で腰掛ける夫・透(竹財輝之助)の姿があった。カレー弁当を口に運びながら、その視線は向かいにあるマンションのエントランスをじっと見つめている。やがて、マンションから一人の若い女性が姿を現すが、立ち上がるが人違いであると認識。その拍子に、スプーンから落ちたカレーがワイシャツに落ち、急いでハンカチで拭った。
これでやっと「ヒイラギ」から付きまとわれることもなくなると確信していた明香里。しかし、大炎上の先に待っていたのは予想外の展開であった。ネットでさらに拡散されていくラウンジの店内写真を眺めていた明香里は、一枚の写真に目を疑う。そこには、あろうことか自分の夫・透の姿があった。
透に詰め寄る明香里。しかし、透の口から語られたのは“衝撃の告白”であった。明香里は、透を狂わせたラウンジ嬢・如月マリナ(小川李奈)への復讐を誓う。透をだまし家庭を壊したラウンジ嬢・マリナの背後には、「完全おぢ活マニュアル」の存在があった。
さらに、歌手を夢見る娘・咲良のSNSには、ヒイラギから不審なスカウトのダイレクトメッセージが届く。そして、不登校の息子・歩夢に届いた荷物。不審に思った咲良が荷物の配送元を調べると、そこにはモデルガンやエアガンを取り扱ったサイトが。歩夢は暗い部屋でオンラインゲームに没頭する中、「HI-RAGI」と名乗るアカウントに、「僕はこの世界では生きられないんだ」とメッセージを送信する。
【編集部MEMO】
石田ひかりは今回の役について、「ご覧いただく皆さんは、きっと少し驚かれるのではないでしょうか。これまであまり挑戦したことのない役柄で、普段は“良い妻”“良い母”として過ごしているのに、スイッチが入るとまったく違う方向へ暴走してしまう――そんな“表と裏の顔を併せ持つ主婦”を演じます。今は“本当に自分に務まるだろうか”という思いの方が強いのですが、とても面白い役をいただきましたので、全力でぶつかっていきたいと思っています」とコメントしている。
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