俳優の堺雅人が、22日に放送されたTBSラジオ『こねくと』(毎週月曜~木曜14:00~16:50)にゲスト出演し、ブーイングを浴びた過去を語った。
大ブーイングを浴びるも「気持ち良かったんです」
堺が、「普段は存在価値がない、つまらない男だと思ってます。写真撮ってくださいと言われても、素の僕だと申し訳ない」などと控えめな姿勢を述べると、番組パートナーの東京03・飯塚悟志は「調子乗ったりしないんですか? 『半沢直樹』で40%とったりして」と驚いた様子。堺は、「当時、結構いい歳でしたから。あれが20代だったらちょっと調子に乗っていたかもしれないですけど」と冷静に振り返った。
その流れで、過去の出来事を思い出したように、「あ、ゴスペラーズのライブに前説で出させてもらったことがあるんですよ」と切り出した堺。「ライブが始まる前ってざわつくじゃないですか。暗転になるとゴスペラーズが出てくると思って『キャー!』って言うじゃないですか。でも板付きで僕だったんですよ。『キャー!』が一気に悲鳴になって。『お前、誰だ』って」と苦笑いを浮かべた。
しかし、「それが気持ち良かったんです。ヒールの自分が。ぶっ壊してやるって」と受け止めたとのこと。「だから僕は存在だけでキャーキャー言われる職業じゃなく、むしろ逆なんだ」と気づいたといい、「関係を築いて空気をつくっていって人様の心を動かす職業なので、出ただけでキャーキャー言われる人たちとは、そもそも立つ土壌が違うんだと身をもって痛感しました。ゴスペラーズのファンの人が教えてくれたの」と語った。
そのうえで、「最初は悲鳴でブーイングなんだけど、途中から『あなたも一員なのね』みたいに空気にはなるんですが……。あのときの大ブーイングの、悲鳴ですよ」と改めて回顧し、「それを乗り越えようというか、キャーキャー言われるとちょっと警戒しますね」と自身のスタンスを話していた。
【編集部MEMO】
堺雅人は1973年10月14日生まれ。2004年にNHK大河ドラマ『新選組!』の山南敬助を演じ、注目を浴びる。その後、NHK大河ドラマ『篤姫』『真田丸』、フジテレビ系ドラマ『リーガル・ハイ』、TBS系ドラマ『半沢直樹』『VIVANT』など数多くの代表作で知られる。2026年7月からは『VIVANT』第2シーズンが予定されている。
