JR東日本は27日、鉄道の利用状況(旅客輸送量など)について、「えきねっと」での利用が増えていることを踏まえ、より実態を反映した数値を公表することを目的として、2026年度から計算方法を見直すと発表した。

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    JR東日本が鉄道の利用状況(旅客輸送量など)について、2026年度から計算方法を見直すと発表

従来の鉄道利用状況(旅客輸送量など)の計算において、「えきねっと」では乗車券・特急券の乗車変更や払戻しがあった場合、売上のみ反映し、旅客輸送量には反映していなかった。「えきねっと」の普及により、乗車変更や払戻しの手続きが増加していることに加え、2021年度に実施したシステムリニューアルでクレジットカードでの決済を「予約時決済」に変更したことにより、乗車券と新幹線自由席特急券の旅客輸送量に反映されない件数が増加。実際の利用状況と旅客輸送量の乖離が大きくなってきたという。

これを受けて、2026年度計画・実績公表時から計算方法を見直し、「えきねっと」における乗車券と新幹線自由席特急券の乗車変更および払戻しを旅客輸送量に反映することで、より実態に即した利用状況を計算するという。なお、2025年度実績は計算に一定の時間を要することから、見直し前の計算方法で公表する。2026年度第1四半期決算公表時をめどに、見直しを適用した場合の実績を公表予定としている。

各駅の乗車人員と路線別の利用状況、利用の少ない線区の経営情報も見直しを実施。各駅の乗車人員、路線別の利用状況(平均通過人員・旅客運輸収入。新幹線・在来線における線区ごとの実績)、利用の少ない線区の経営情報(運輸収入・収支・営業係数・収支率)ともに2025年度実績公表時から見直すとのこと。あわせて過去に公表してきたデータとの比較のため、見直しを適用した場合の2024年度実績についても参考として公表する。こちらも計算に一定程度の時間を要するため、2025年度実績公表は2026年度内をめざすとしている。