70歳にして、なお第一線を走り続ける内藤剛志。そのエネルギーの源は、特別な健康法でも節制でもなく、「ただ仕事が好き」という、あまりにもシンプルな答えだった――。
18日放送のTBS系トーク番組『人生最高レストラン』(毎週土曜23:30~)では、驚きの仕事ぶりから、松田優作さんにまつわる若き日の失敗談、さらには妻が明かした“爆音ボイス”の素顔まで次々と披露。俳優として走り続ける理由と、年齢を重ねてもなお自然体で輝く内藤の生き方がにじむ30分となった。
現在70歳の内藤は、若手芸人並みの過密スケジュールをこなす若さの秘けつについて「何もしていない。ただ仕事が好きなだけ」と笑顔を見せる。元々はミュージシャンを目指していた内藤。だが、自身のジャズの才能に見切りをつけ、俳優の道へと進む。
文学座の入団テストで、「自分には才能がないと分かる才能があったから、早い段階で別の道を探せた」と独自の視点で自身のキャリアを振り返る。
番組では、憧れの存在だった松田優作さんとの初対面エピソードも披露。緊張のあまり、松田さんと親交の深かった俳優・原田芳雄さんの「住所を教えてください」と口走ってしまったという。若気の至りの失敗談でスタジオを沸かせた。
また、30年以上連れ添う妻からのアンケートでは、「毎日の行動を手書きで壁に貼り出す」という几帳面な一面が明かされる一方で、不満の声も。撮影から帰宅すると「しゃべる声が爆音」だと指摘され、内藤は「セリフを最後までしっかり当てる癖が家でも出てしまう」と苦笑い。さらに、家では「おいしい」と言わないというクレームには「本当にうまいから言わなくてもいいかなと……。明日からは言います!」と照れながらも猛省していた。
食のこだわりでは、京都・東山のフレンチ店・NISHITOMIYAのコロッケなどを紹介。番組の最後に、内藤が「70歳からはボーナスステージ。楽しく生きるのが仕事」と今後の展望を語ると、MCの加藤浩次は「うらやましい70代ですね!」とバイタリティあふれる生き方に深く感銘を受けていた。
【編集部MEMO】
内藤剛志は、1955年5月27日生まれ、大阪府出身。映画、ドラマ、舞台、バラエティまで幅広く活躍し、重厚な演技から親しみやすい人柄まで、多彩な魅力で長年にわたり第一線を走り続けている。1980年代から俳優として本格的に活動を始め、数々の映像作品に出演。近年は『科捜研の女』シリーズや『捜査一課長』シリーズなどで広く親しまれ、刑事・捜査官役のイメージを確立した。
