俳優の内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系ドラマスペシャル『警視庁・捜査一課長スペシャル』が放送される。11月24日(21:00~)の放送を予定していたが、12月15日(21:00~)の放送に変更されることが25日、発表された。
今回、捜査一課長・大岩純一(内藤)たちが挑むのは、IT企業のカリスマ経営者・漆原幸利(尾美としのり)が食い逃げした挙句、何者かに殺されたという不可思議な事件だ。
内藤は「今回のスペシャルは、“社会の勝ち組”にいた男が、“人生、お金ではない”という価値観に行き着く…というストーリー。もちろんお金儲けやIT長者が悪いわけではないのですが、自分の幸せを見つめなおすことの大切さを伝える物語ですね」と見どころを語る。
また、今回のテーマ「カリスマ」にちなんで、自身がカリスマだと思う人物を聞かれると、「俳優でも演技が上手な人はたくさんいらっしゃいますが、でも、うまくなくてもスゴイと思える人、いいなと思える人も存在します。僕はそれがカリスマだと思います。高倉健さんや緒形拳さんは演技もうまいですが、技術以上にひかれるものがある。生き方も含めて、お2人はカリスマと呼ぶにふさわしい」と回答。
さらに、「『警視庁・捜査一課長』の“本線”はもちろん事件の謎解きですが、ご覧になったみなさんが翌日の朝、ちょっと元気になれるドラマを目指しているつもりなんです。ミステリーでありながらも、ゲスト側、刑事側、それぞれのドラマを描くことで、“人間っていいものだよ”と少しでもお伝えしたいと思っています」と作品に込めた思いを話した。
ほかにも、遠藤久美子、大久保佳代子、朝日奈央などがゲスト出演する。