柳楽優弥が見せたのは、世界が認めた実力派俳優の“意外な素顔”だった――。17日に放送されたTBS系トーク番組『A-Studio+』(毎週金曜23:00~)では、かつてアイドルに憧れて履歴書を送っていたという青春時代の秘話から、ビートたけし役に挑んだストイックすぎる役作り、さらには15歳の愛娘に“話がクドい”とツッコまれるパパの一面まで次々に披露。俳優としての凄みと人間味あふれる素顔、その両方がのぞいた30分となった。
現在36歳の柳楽だが、かつては大手アイドル事務所に履歴書を送るほどアイドルに憧れていたという。当時は返信がなく諦めていたが、映画『誰も知らない』の撮影中に「書類通過」の通知が届いたと告白。「今かぁ……と思って」と当時の複雑な心境を振り返りつつ、収録前にレコーディングをこなしてきたMCの藤ヶ谷太輔のアイドル発言に対し、「それ言いたかった!」と目を輝かせた。
仕事面では、映画『浅草キッド』でビートたけし役を演じた際のストイックな裏話も披露。劇団ひとり監督から、自身のたけしモノマネについて「3点」と辛口評価を受けたエピソードを紹介した。最終的には松村邦洋を講師に招いて6時間以上の猛特訓を重ねたと明かし、厳しい演出にも「それを超えたら、何か自分にとって『いいかもしれない』とちゃんと思わせてくれる」と監督への絶対的な信頼を口にした。
また、15歳の愛娘へのアンケート結果も公開された。パパとしての優しい一面が絶賛される一方で、「直してほしいところ」として「たまに話し方がクドい」とバッサリ。これには柳楽も「あちゃー」と天を仰ぎ、スタジオの笑いを誘っていた。
番組の最後に鶴瓶は「柳楽優弥は、どんなに過酷な現場でも『演じることが楽しくて仕方ない』という純粋さを失わない」と総括。そのまっすぐな情熱が周りを動かす力になっていると語り、俳優業への真摯(しんし)な姿勢が改めて浮き彫りになる30分となった。
【編集部MEMO】
柳楽優弥は、1990年3月26日生まれ、東京都出身。2004年に是枝裕和監督の映画『誰も知らない』で主演を務め、第57回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞して世界的な注目を集めた。繊細さと爆発力を併せ持つ演技で高く評価され、映画、ドラマ、配信作品まで幅広く活躍。近年もNetflix『九条の大罪』、Disney+『ガンニバル』シリーズ、映画『RYUJI 竜二』など話題作への出演が続いている。
