2026年4月10日に、最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が公開された「劇場版『名探偵コナン』」。青山剛昌による少年漫画『名探偵コナン』をもとにした長編アニメ映画シリーズで、1997年の第1作公開から、毎年ゴールデンウィーク前に公開されている。(2020年は新型コロナウイルスの影響で延期)

その勢いはとどまることを知らず、興行収入が100億円を突破し、観客動員数が1000万人を超える作品も! 映画の舞台を訪れる「聖地巡礼」も社会現象となっている。

今回はそんな劇場版『名探偵コナン』について、好きな作品をマイナビニュース会員331人に調査。多くの名作を抑えてトップに輝いたのはどの作品だろうか?

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劇場版『名探偵コナン』人気ランキング

「劇場版『名探偵コナン』の好きな作品」をマイナビニュース会員331名に聞いた結果は下記の通りとなった。

  • 1位:『時計じかけの摩天楼』(1997年)(14.1%)
  • 2位:『ベイカー街(ストリート)の亡霊』(2002年)(8.3%)
  • 3位:『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(2024年)(7.3%)
  • 4位:『ゼロの執行人』(2018年)(5.8%)
  • 4位:『緋色の弾丸』(2021年)(5.8%)
  • 6位:『天国へのカウントダウン』(2001年)(5.4%)
  • 7位:『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(2006年)(4.5%)
  • 8位:『黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年)(4.2%)
  • 8位:『隻眼の残像(フラッシュバック)』(2025年)(4.2%)
  • 10位:『瞳の中の暗殺者』(2000年)(3.8%)
  • 10位:『11人目のストライカー』(2012年)(3.8%)
  • 10位:『純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016年)(3.8%)

1位:『時計じかけの摩天楼』(1997年)(14.1%)

人気ランキングで堂々の第1位に輝いたのは、1997年公開の劇場版シリーズ第1作目『時計じかけの摩天楼』。

コナンの正体である高校生探偵・工藤新一の誕生日を翌日に控えた5月3日、謎の男から届いた不気味な爆破予告。犯人は新一を名指しで挑発し、次々と爆弾を仕掛けていく。変声機を使い新一として真実を暴いていくコナンだったが、爆弾魔の魔の手はついに幼馴染の毛利蘭にまで……。二人を繋ぐ「赤い糸」をテーマにした名作であり、杏子の「Happy Birthday」が主題歌となった。

ユーザーコメントでは「第1作目が最高」「コナンと蘭の信頼や愛情が強く感じられた」と最初の作品で印象が強かったという声や、「夫と初デートで見た映画」と個人的な思い出も寄せられた。

ユーザーコメント

  • 劇場版の第1作目でコナンと蘭の信頼や愛情が強く感じられる作品で好きだから。(50代男性/埼玉県/サービス(その他))
  • 第1作が最高で至高な存在(40代男性/奈良県/サービス(その他))
  • 夫と初デートで見た思い出の映画だからです。(50代女性/愛知県/生命保険・損害保険)
  • 原点であり、何度見ても飽きのこない名作。(50代男性/山梨県/精密機器)

2位:『ベイカー街(ストリート)の亡霊』(2002年)(8.3%)

第2位は、仮想現実の世界で命がけのゲームに挑む『ベイカー街の亡霊』がランクイン。公開は2002年で、最新のVRゲーム「コクーン」の中に再現された19世紀末のロンドンが舞台となっている。

開発責任者の殺害事件の真相を追い、蘭や少年探偵団らとともにゲームに参加したコナン。だがコクーンは突如、誰かがゲームをクリアしなければ参加者の子どもたち50人の脳が破壊されるデスゲームに。コナンは伝説の殺人鬼ジャック・ザ・リッパーと闘う決死の攻略戦に挑むことになる。

アンケートには「仮想世界という設定が斬新」とゲーム世界を舞台にした設定に惹かれたとの声や、「コナン・ドイルへのリスペクトが感じられた」「シャーロックホームズ好きでネタが多くて大好き」とホームズを愛する人からのコメントが寄せられた。

ユーザーコメント

  • 2002年の映画にも関わらず仮想世界に入り込んで事件を解決するという物語が斬新。ただの子供向けアニメではなく、社会派向けのアニメとして大人にも刺さる映画だと感じたからです。(30代男性/愛知県/食品)
  • シャーロックホームズ好きなのでネタが多くて大好きでした。(40代男性/静岡県/ソフトウェア・情報処理)
  • コナンと仲間たちの友情が描かれており、現実の事件とゲームの世界の事件が繋がるところが面白かった。(40代男性/新潟県/その他)

3位:『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(2024年)(7.3%)

第3位に選ばれた『100万ドルの五稜星』は、北海道・函館を舞台にした日本刀を巡るバトルミステリー。怪盗キッドと西の高校生探偵・服部平次を中心にした作品であり、最終興行収入が150億円を超えるシリーズのなかでも屈指の大ヒット作に。

怪盗キッドが狙うのは、新選組副長・土方歳三に関する刀。偶然にも函館にいたコナンと平次も加わり、刀をめぐる謎が徐々に解き明かされていく。平次の刀でのアクションシーンや、ラストに明かされるキッドの秘密が話題となった。ゲスト声優として北海道出身の大泉洋が出演し、aikoによる主題歌「相思相愛」が彩りを添えている。

ユーザーコメントでは、平次とキッド、コナンの3人が輝くストーリーに関する称賛が多数。「実際の函館のスポットも出てきて聖地巡礼できるから」「函館に行きたくなった」と、聖地巡礼に関する声もみられた。

ユーザーコメント

  • 北海道に行ってみたくなった。コナン、平次、キッドと3人が活躍するから(40代男性/兵庫県/その他)
  • 声優で大泉洋さんが出ていたのが印象的だったので。(50代男性/新潟県/政府系・系統金融機関)
  • いつも一人で観に行っていたけれど、初めて職場で仲良くなったコナンファンの人と観に行って映画について語り合い、人と一緒に観る楽しさを知った。前回よりも前々回よりも更にクオリティが高く、ファンを楽しませてくれたと思う(40代女性/埼玉県/その他)

4位:『ゼロの執行人』(2018年)(5.8%)

第4位に選ばれたのは、謎に包まれた人物・安室透をメインに据えた『ゼロの執行人』。2018年の公開をきっかけに安室のファンになった女性を示す「安室の女」というパワーワードが生まれるほどの社会現象を巻き起こした。

事の発端となったのは、東京サミットの会場で発生した大規模な爆破事件。容疑者として毛利小五郎が逮捕されるが、事件の裏には警視庁の秘密組織・通称「ゼロ」に属する安室透の影が……。正義のために手段を選ばない安室と、真実を追うコナンが対立。後半のアクションシーンと、主題歌である福山雅治の「零 -ZERO-」がボルテージを最高潮まで押し上げている。

ユーザーコメントには「安室透のファンなので」「安室透が好きだから」と安室を愛する声や、同作の興行収入100億円超えを目指し「安室を100億の男にするために通い詰めた」という熱狂的なファンの声もみられた。

ユーザーコメント

  • 「安室の女」として、「安室透を100億の男に」にすべく何度も映画館に通った(50代女性/千葉県/その他)
  • 安室透が好きだから。(50代女性/神奈川県/その他)
  • 見ていて爽快感があるから。(40代男性/兵庫県/銀行)

4位:『緋色の弾丸』(2021年)(5.8%)

2021年公開、FBIの赤井秀一とその家族が集結した『緋色の弾丸』もランキングで同率4位に。コロナウイルスの影響により公開は1年間延期となったが、その話題性は衰えを知らなかった。

4年に1度開催される世界最大のスポーツ祭典と、時速1,000kmで走る真空超電導リニアの開通を巡る事件。スナイパーとしても凄腕の赤井による長距離狙撃や、赤井の妹である世良真澄とコナンの推理も見どころとなっている。赤井ファミリーそれぞれの活躍が描かれており、主題歌は東京事変による「永遠の不在証明」。

ユーザーコメントでは「赤井秀一の狙撃がすごすぎた」「リニアのシーンがスリル満点」と、アクションの迫力を絶賛する声が多く寄せられている。

ユーザーコメント

  • 赤井秀一のスナイパーがぶりすごすぎて面白かった(40代男性/千葉県/サービス(その他))
  • リニアを止めるために奮闘する場面がスリルがあって面白かったので(50代男性/埼玉県/不動産)
  • 自分の地元である名古屋が舞台で面白かった(50代女性/愛知県/その他)

6位:『天国へのカウントダウン』(2001年)(5.4%)

第6位は、コナンの宿敵である黒ずくめの組織が劇場版に初登場した『天国へのカウントダウン』。黒の組織の元科学者で身体が縮み、現在は小学生として過ごす灰原哀もメインキャラクターとして登場した。

富士山を望むツインタワービルで起きる連続殺人と、組織の手によって次々に爆発する爆弾。かつての灰原にそっくりの髪型でパーティーに参加した蘭の友人・鈴木園子も、なぜか組織に狙われることとなる。主題歌は、『名探偵コナン』のテーマソングを最も多く手がける倉木麻衣の「always」。少年探偵団の絆と、自らを犠牲にしようとする灰原の心が切なく描かれている。

アンケートには「初めて見たタイトルだから」「自分の中で一番記憶に残っている」と、30代以上の人から多く票が集まった。

ユーザーコメント

  • 自分の中で一番記憶に残っている映画だったから。(40代男性/千葉県/医療・福祉・介護サービス)
  • とてもスリル満点で面白かった(50代男性/神奈川県/海運・鉄道・空輸・陸運)

7位:『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(2006年)(4.5%)

劇場版10周年記念作品として、ほとんどの主要キャラクターたちが出演した『探偵たちの鎮魂歌』が第7位に。脚本はTVアニメの第1話を担当した柏原寛司が手がけ、第30回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞している。

横浜のミラクルランドを舞台に、蘭や少年探偵団が爆弾付きのフリーパスにより人質に取られてしまう。制限時間内に事件を解かなければ爆発する極限状態のなかで、コナンと蘭の父親で探偵の毛利小五郎、平次、さらに高校生探偵・白馬探に変装した怪盗キッドまでもが集結し、事件の真相に迫っていく。B'zの「ゆるぎないものひとつ」が主題歌に。

「人生を考えさせられる」「伏線の回収が見事」と、ストーリーに関するコメントが寄せられた。

ユーザーコメント

  • 子どもがファンで一緒に行った映画なので。(50代男性/神奈川県/流通・チェーンストア)
  • 伏線の回収が見事で素晴らしい作品。(50代男性/東京都/サービス(その他))

8位:『黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年)(4.2%)

第8位は、灰原が絶体絶命の危機にさらされた『黒鉄の魚影』。劇場版シリーズで初めて興行収入が100億円を超えた作品であり、公式Xでは記念の描き下ろしイラストも公開された。

舞台となったのは、東京・八丈島近海に建設された海洋施設「パシフィック・ブイ」。組織に灰原の正体がバレそうになるピンチと、灰原とコナン、蘭の絆が描かれた名作。主題歌にはスピッツの「美しい鰭」が起用されている。

アンケートには、「灰原哀が活躍するし、面白い」「コナンもそうだが、灰原の活躍が好き」と、灰原に注目した声が多くみられた。

ユーザーコメント

  • コナンの活躍もそうですが、灰原の活躍が好きだったので。(50代男性/大阪府/その他)
  • タイトルがぴったりなシリーズ。屈指の感動作(40代男性/滋賀県/広告・出版・印刷)
  • 灰原哀が活躍するし、面白い(40代男性/岡山県/非鉄金属)

8位:『隻眼の残像(フラッシュバック)』(2025年)(4.2%)

同率8位となったのは、2025年公開の『隻眼の残像』。小五郎と並び、長野県警の隻眼の警部・大和敢助と、大和の幼馴染で同じく警部の諸伏高明、刑事の上原由衣がキーパーソンとなった。

長野の山岳である人物を追う最中、雪崩に巻き込まれた大和。小五郎のもとには警視庁時代の同僚から、事件のファイルに名前があったと連絡が……。過去と現在がリンクしていく、重厚な構成が話題を呼んだ。ゲスト声優は山田孝之と山下美月、主題歌はKing Gnuの「TWILIGHT!!!」。

「どの作品も好きだから、直近に観たものを選んだ」「最新作で印象に強く残っている」と、昨年公開であることも投票理由となっていた。

ユーザーコメント

  • コナンの映画最新作で印象に強く残っているから(40代男性/宮城県/その他)
  • ストーリーが分かりやすくて見応えあったから。(20代女性/広島県/医療・福祉・介護サービス)

10位:『瞳の中の暗殺者』(2000年)(3.8%)

第10位の『瞳の中の暗殺者』は、記憶を失った蘭をめぐる切ないミステリー×ラブストーリー。

自分と行動をともにした佐藤美和子刑事が銃撃された様子を目撃し、ショックで記憶を失った蘭。記憶のない蘭を目撃者として狙う犯人から、新一はコナンの姿で必死に彼女を守り抜いていく。蘭が記憶を取り戻すシーンを含め、新一が小さくなった後も変わらない強い絆が描かれる。主題歌は小松未歩の「あなたがいるから」。

アンケートでは「コナン(新一)と蘭のロマンスが輝いている」「蘭と園子の二人の切ない友情も良い」と、登場人物たちの想いが高く評価されている。

ユーザーコメント

  • 恋愛要素とミステリーのバランスが秀逸な作品だから(40代男性/福井県/医療・福祉・介護サービス)
  • 蘭と園子の二人の切ない友情も良い(30代男性/東京都/海運・鉄道・空輸・陸運)
  • コナン(新一)と蘭のロマンスが輝く作品だから(50代男性/静岡県/医療・福祉・介護サービス)

10位:『11人目のストライカー』(2012年)(3.8%)

Jリーグとのコラボが話題となった『11人目のストライカー』も、同じく10位にランクイン。三浦知良選手、遠藤保仁選手など実在の選手たちが本人役で出演している。

毛利探偵事務所にかかってきた爆破予告の電話と、直後に爆発した事務所前の車。サッカースタジアムを舞台にした爆破テロに、コナンとJリーガーたちが持ち前のキックテクニックで立ち向かう――。主題歌であるいきものがかりの「ハルウタ」が、物語のラストシーンを見事に彩る。

「サッカーがモチーフになっていたから」「『キング・カズ』こと三浦知良選手が出ていた」と、サッカーファンからの声が多くみられた。

ユーザーコメント

  • 「キング・カズ」こと三浦知良選手が出ていたことが記憶に残っている(50代女性/北海道/その他)
  • サッカーが好きでストーリーもよくできていたからです。(40代男性/和歌山県/医療・福祉・介護サービス)

10位:『純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016年)(3.8%)

最後の作品は、FBIと黒ずくめの組織、公安警察とCIAが入り乱れた『純黒の悪夢』。劇場版20周年記念の作品であり、アクション大作となっている。

警視庁内に侵入した女と彼女を追う公安、FBIの赤井によるカーチェイス。その翌日、コナンと少年探偵団らは、水族館で記憶を失った記憶を失ったオッドアイの女性に出会う。観覧車の上で繰り広げられる安室と赤井の戦闘シーンも、ファンの間で話題を呼んだ。主題歌はB'zの「世界はあなたの色になる」、ゲスト声優として女優の天海祐希が組織の一員である謎の女・キュラソー役を務めた。

ユーザーコメント

  • 安室VS赤井の戦いが面白かった(50代男性/神奈川県/流通・チェーンストア)
  • 黒の組織関連の話は見入ってしまう(40代男性/滋賀県/その他)

まとめ:最新作は『ハイウェイの堕天使』!

劇場版『名探偵コナン』の人気ランキング、栄光の1位は伝説の始まりである『時計じかけの摩天楼』だった。シリーズが進むにつれてアクションの規模は大きくなっているが、本作の原点にある「絆」を描いた物語は、今もファンの心に強く根付いていることがわかる。

全国の映画館では、待望の最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が絶賛公開中。これまでの劇場版作品も復習しながら、あなた自身の目で新たな物語を確かめてほしい。

調査時期:2026年4月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計331人
調査方法:インターネットログイン式アンケート