JR四国とJR西日本は19日、岡山駅発着の特急「しおかぜ」「南風」について、2027年春から全車指定席(自由席の設定なし)で運行すると発表した。提供可能な普通車指定席を増やすことで利用者の着席機会が増加し、より安心して旅行できるようになるという。
「しおかぜ」はおもに岡山~松山間で運転され、JR四国の特急形電車8000系・8600系を使用。岡山駅へは5両編成で乗り入れ、現在は8000系・8600系ともに1~3号車を指定席(1号車は半室グリーン車)、4・5号車を自由席としている。2027年春以降、4・5号車も指定席に。「しおかぜ」と併結運転を行う高松駅発着の特急「いしづち」は自由席の設定を継続する。
「南風」は岡山~高知間で運転され、JR四国の特急形気動車2700系を使用。おもに3両編成で、1・2号車を指定席(1号車は半室グリーン車)、3号車を自由席としている。2027年春以降、3号車も指定席に。「しおかぜ」「南風」が全車指定席となることを受け、「ご利用のお客様におかれましては、あらかじめ指定席特急券をお買い求めのうえ、お出かけ下さい」「指定席特急券のお買い求めには、インターネット予約『e5489』をぜひご利用下さい」としている。
「しおかぜ」「南風」を全車指定席とする具体的な実施日は決まり次第、改めて発表。両列車とも2027年春以降、自由席特急券で乗車できなくなるが、対象列車の指定席が満席となった場合、乗車列車・号車を指定した立席特急券(自由席と同額、数量限定)を発売する。特急用定期乗車券や、他のお得なきっぷの取扱いについては別途発表する。

