撮影で印象に残っているシーンを尋ねると、一つ一つのシーンへのこだわりに感動したと振り返る。
「着物がはだけているシーンも、よりきれいに見えるように光の入れ方などを監督がすごく意識してくださって、そこまでこだわって撮ってくださるというのは、役者としてはうれしいし、ありがたいことだなと思いました」
念願の時代劇に初挑戦し、面白さややりがいはどのように感じたのだろうか。
「街並みのセットなど、見るものすべてがすごく新鮮で、それだけでも現場にいて楽しかったです。今回は数日の撮影でしたが、いつかガッツリと時代モノに参加して、本当にその時代にいるような感覚を味わってみたいなと思いました」
日本人だからこそ、日本の魅力が詰まった時代劇に出演したいという思いもあるという。
「韓国の事務所にも入って韓国でも活動していますが、韓国の方も日本の文化が美しいと思ってくれていることが多く、私も韓国からお友達が来たら、浅草や明治神宮など日本を感じてもらえる場所に連れていきますし、着物や伝統工芸品などへの誇りも感じています。日本の文化をもっと広めていきたいし、自分も味わいたいという思いがあり、時代劇をやったら絶対に勉強できると思うので、もっと挑戦してみたいです。今回も下駄の履き方などを学ぶことができたので、自分を高めるためにも、もっと知りたいなと興味が湧きました」
時代劇への興味から、大河ドラマや朝ドラにも意欲があるそうで、「挑戦したことがないので、挑戦してみたいです」と話した。
そして、「時代劇は重たいのかな、歴史がわからないと面白くないのかなと思っている方が、私の同世代もいるような気がしますが、『浮浪雲』はチャーミングなシーンがたくさんありますし、軽い気持ちで見られる、日常のちょっとした癒やしになる作品だと思うので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです」と作品の魅力をアピールしていた。
1997年9月19日生まれ、千葉県出身。2014年、高校生のときにマザー牧場でスカウトされ、同年、少女時代のミュージックビデオ「DIVINE(Story ver.)」に出演して芸能活動を開始。2018年、映画『寝ても覚めても』で初ヒロインを務め、山路ふみ子映画賞新人女優賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2024年、Netflix『極悪女王』でプロレスラー・長与千種役を演じ注目を集める。昨年は映画『死に損なった男』、『Page30』、『海辺へ行く道』、『アフター・ザ・クエイク』などが公開され、今年1月23日より『恋愛裁判』が公開中。
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