視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(1月12日~18日)をまとめた。
『仮装大賞』『大相撲』家族で楽しめる番組が上位に
1月クールの冬ドラマが本格的にスタートしたこの週は、ランキングにも新たな顔ぶれが並んだ。
コア視聴層(男女13~49歳)のランキングでは、フジテレビ『土曜プレミアム「教場」前編』が注目度68.5%で堂々の1位を獲得している。
これは2月20日公開の映画『教場 Requiem』を記念して、2020年新春に放送されたドラマ『教場』を地上波で再放送したもの。木村拓哉演じる冷徹な教官・風間公親の緊迫感あふれる物語が、改めて若い世代からも高い関心を集めた。個人全体でも7位にランクインしており、映画への期待の高さがうかがえる。
新作ドラマの初回放送も高い注目を集めており、視聴者の「新番組への期待感」が数字に表れた結果となっている。特に夜21時台のドラマ枠は、ミステリーやヒューマンドラマといった、物語の背景をじっくり追いたくなる作品が上位に並んだ。
一方、バラエティでは日本テレビ『欽ちゃん&香取慎吾の第101回全日本仮装大賞』が個人全体10位にランクイン。長寿番組ならではの安定した人気を示した。また『大相撲初場所』(NHK)も中盤戦の熱気がお茶の間に届き、堅実な注目を集めた。連休明けの平日に家族で楽しめるコンテンツが選ばれた印象だ。
衝撃の事実が次々と明らかになる展開
竹内涼真主演の新作ミステリー『再会~SilentTruth~』(テレビ朝日)が、個人全体で3位(66.6%)にランクインする好調な滑り出しを見せた。本作は江戸川乱歩賞を受賞した横関大氏の小説を原作に、宿命的な再会から始まる切ない物語を描いている。
物語の起点となるのは23年前の出来事。当時小学6年生だった飛奈淳一(竹内)ら仲良し4人組は、ある事件に使われた拳銃を桜の木の下に埋め、誰にも言えない秘密を共有した。
第1話では、刑事となった淳一が故郷の警察署に異動した矢先、地元スーパーの店主が射殺される事件が発生。その容疑者として浮上したのが、初恋の相手であり、秘密を共有した仲間の一人である岩本万季子(井上真央)だった。しかも、犯行に使われたのはあの日埋めたはずの拳銃。衝撃の事実が次々と明らかになる展開に、視聴者の注目が集まった。
脚本に橋部敦子氏、演出に深川栄洋氏という実力派スタッフがそろい、重厚なヒューマンミステリーとしての質を高めている点も見逃せない。第1話ラストで淳一が放った「あの日俺たち4人は罪を犯した」という言葉の真意、そして23年の時を経て再び姿を現した「秘密」が、同級生たちの人生をどう変えていくのだろうか。静かに動き出した宿命の歯車に、今後の展開が期待される。


