大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で直役を演じている白石聖がこのほど、役への思いや作品の魅力などについて語った。

  • 直役の白石聖 (C)NHK

    直役の白石聖 (C)NHK

大河ドラマ第65作となる『豊臣兄弟!』は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長が主人公。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の下剋上サクセスストーリーを、秀長の目線で描く。主人公・豊臣秀長(小一郎)役は仲野太賀、秀長の兄・豊臣秀吉(藤吉郎)役は池松壮亮。脚本は八津弘幸氏が手掛けている。

白石のコメントは以下の通り。

直について

直は男勝りな性格なので、表情や会話のテンポ感などで彼女の強さを表現できたらいいなと思いながら演じています。第1回で野盗に襲われたとき、直は思いっきり野盗にビンタをします(笑)。危機的な状況のなかでも「いやなものはいや」という意思を行動で表せる、直の強さが特に出たシーンでした。そんな彼女のたくましさはうらやましくもあります。浜辺美波さん演じる寧々とも通ずる部分だと思いますが、寧々さんの方が、直より素直ですかね。直はどうしても強がってしまうところがあるので(笑)。
直は「豊臣兄弟!」オリジナルのキャラクターですが、あの時代には直のように、大切な人の帰りをただ待つことしかできない、そんな女性がたくさんいたんじゃないでしょうか。小一郎(仲野太賀)のそばにも、きっと直のような人がいたと想像しています。兄弟の物語ですが、直の視点でも楽しんで見てもらえたらうれしいです。

小一郎について

小一郎は平和主義で、争いが起きても両者納得する解決策を編み出すことができるのは、すてきですね。この人と一緒にいたら平和な世の中が本当に訪れるのでは、と希望を感じさせてくれます。生まれ故郷を出て、小一郎についていくことは、直の人生にとって大きな賭け。脚本を読んだとき、なぜ直はその賭けに出られたのか、考えました。でも実際にお芝居をしてみたら、太賀さん演じる小一郎のはつらつとした笑顔が本当に魅力的で。その笑顔を見ているだけで、小一郎のことを信頼できたし、ついていきたいと感じられました。直も小一郎にそんな思いを抱いているのかなと思います。池松(壮亮)さん演じる藤吉郎も人たらしで魅力的ですが、どちらが好きかといわれたら、私も小一郎派です(笑)。

ドラマの魅力について

それぞれのキャラクターが魅力的で、おもしろいです。ユーモアのある脚本で、特に小気味いいセリフの展開が好きです。私はそれほど歴史に詳しくないのですが、そんな方にもきっと楽しんで見ていただけるドラマだと思います。また、太賀さんや池松さんと一緒に演じていると、想像以上の熱量に引っ張っていただいている感覚があります。作品とまっすぐ向き合われている姿勢はすごく尊敬しますし、お二人のすてきな関係性は現場にも良い影響を与えていると思います。完成を楽しみにしているシーンが今後もたくさんあります。