視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(11月3日~9日)をまとめた。
日曜ゴールデンバラエティが複数ランクイン
この週のランキングでは、バラエティ番組が複数上位にランクインする結果となった。コア視聴層で『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日)が73.8%という高い注目度を記録したのを筆頭に、定番バラエティから特別企画まで幅広い番組が視聴者の関心を集めている。
興味深いのは、日曜ゴールデンタイムの複数のバラエティ番組がランクインしていること。週末の締めくくりに家族で気軽に楽しめるコンテンツへの需要の高さがうかがえる。11月は秋の改編期を過ぎ、年末特番シーズンまでの通常編成期。この安定した時期だからこそ、定番バラエティ番組が着実に視聴者の支持を集めているのだろう。
バラエティ番組への高い注目度は、秋の夜長に笑いや驚きを通じて日常のストレスから解放されたいという視聴者心理の表れ。情報番組やドラマとは異なり、気軽に楽しめるバラエティ番組が、この時期の視聴者ニーズにマッチした結果と言えそうだ。
家族関係の緊張感が高まる
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS)第5話が個人全体で67.0%の注目度を獲得し、週間ランキング2位に輝いた。競馬界最高峰のレース・日本ダービーを舞台にした白熱の展開と、隠し子騒動による家族の亀裂が、多くの視聴者を画面に引きつけた結果と言えるだろう。
第5話では、耕造(佐藤浩市)の隠し子騒動が物語の核となった。元ホステスの中条美紀子(中嶋朋子)と、大学生の息子・耕一(目黒蓮)の存在が判明。栗須(妻夫木聡)が美紀子への援助を申し出たことで、2人の絆がより深まる展開となった。
競馬シーンでは、デビュー戦を制したロイヤルホープが日本ダービーに挑戦。騎手の隆二郎(高杉真宙)とともに大舞台へと向かう。特筆すべきは、今年の日本ダービーを制した現役騎手・北村友一がヴァルシャーレ号に騎乗して出演したこと。 さらに、実際の日本ダービーで撮影されたジョッキーカメラ映像も織り交ぜることで、レースの臨場感を最大限に演出していた。
一方で、耕造の妻・京子(黒木瞳)が夫の不実に対して何らかの行動を起こす様子も描かれ、家族関係の緊張感が高まった。耕一もまた競走馬の世界に魅了されており、血筋の宿命を感じさせる。 JRA全面協力による本格的な競馬シーンと、複雑な人間模様が絡み合う物語展開が、幅広い世代の注目を集め続けている。


