札幌市交通事業振興公社は、札幌市電のダイヤ改正を2025年12月1日に実施すると発表した。通勤・通学の利用増加にともない、ラッシュ時間帯の利便性向上を図るため、平日23便の増便を実施する。ダイヤ改正後の時刻表は11月下旬に同社ウェブサイトへ掲載される。
札幌市電は札幌市の中心部からおもに西側エリアで環状運転(内回り・外回り)を実施。低床車両の導入も進めており、新型車両のA1210形「ポラリス II」は、A1200形「ポラリス」と同じ3連接タイプの車体を採用しつつ、乗車定員を75人(座席数は27席)まで増やし、乗降口の通路幅を広げるなど改良を施している。
現在、市の中心部に位置する狸小路停留場において、平日7~9時台の外回りは最短3~4分間隔だが、運転間隔が空く場合もあった。同時間帯の内回りはおおむね6~8分間隔の運転となっている。12月1日のダイヤ改正は通勤・通学の利用増加に伴うラッシュ時間帯の利便性向上を目的に増便するとしており、朝ラッシュ時間帯の7時30分頃から9時頃まで、最も混雑する区間において3分間隔で運転するという。
ダイヤ改正後も始発・終発時刻の変更はない。なお、冬季間は電車内が混雑するため、「オフピーク通勤やお時間に余裕を持ってご利用ください」とのこと。
