5日のテレビ朝日は、『林修×小泉孝太郎の水曜サバイバル』を、19時から放送する。
「もしも“その時”が来たら……あなたは正しく動けますか?」をテーマに、今年9月に林修と小泉孝太郎が初MCタッグを組んで放送された同番組。クマ被害や記録的豪雨などを題材に「衝撃映像」と「再現ドラマ」で九死に一生の状況から生き抜く術=サバイバル術を専門家が解説した。
第2弾となる今回は、近年急増する詐欺の最新手口を題材に、詐欺被害に至るまでの巧妙な手口の様子を国仲涼子、浅利陽介ら俳優陣が出演した再現ドラマと合わせて放送する。 現在、急増している「ニセ警察詐欺」。小泉が「“警察”というワードを使われると信じやすいんじゃない?」と語るように、日本の治安を守る存在である警察を利用した詐欺の被害は、1回平均被害額800万円超えとなっている。番組では、実際の録画素材を入手。詐欺の実態を再現する。
ある日、IT企業に勤務する女性(国仲涼子)が仕事をしていると、1本の国際電話がかかってくる。電話に出ると、電話会社のカスタマーセンターからで「利用中の携帯電話が2時間後に停止する」という内容。話を進めると「不正利用・不正契約の可能性がある」と言われ、県警に連絡するよう促される。しかし、それは警察を装った特殊詐欺グループで、ニセ警察(坪倉由幸)からニセ警察の上司(池田成志)へと次々に繋がり、多額のお金を振り込むように要求される。実際の音声も交えながら、巧妙な手口を紹介。詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明氏から身を守る術を学ぶ。
また、マッチングアプリやSNSを介した出会いが定番化している現代の恋愛シーン。そんな中で起こりうる、SNSを通じた“ロマンス詐欺”についても再現ドラマで解説する。
大手メーカーに勤務する40代女性(凰稀かなめ)は、結婚に縁がなく独身のまま母親(床嶋佳子)と2人暮らし。ある日、突然、シンガポールの会社に勤務すると語る台湾出身の男性からSNSにメッセージがきて、親しくなる。そして、彼から勧められた投資に貯金をどんどんとつぎ込み、気が付けば投資額が約1500万円に膨れ上がってしまう。実際にこの被害女性のカウンセリングをした、国際ロマンス詐欺ジャーナリスト・新川てるえ氏が、“サバイバル術”を披露する。
さらに、スタジオでは、ロマンス詐欺でも使用されることがあるという「ディープフェイク」について、トレンドマイクロ株式会社・佐藤健氏の協力のもと、最新ソフトを使ってMC陣が実体験。あっという間に有名芸能人にもなれる、驚きの技術とは。そして、本人か否かを判断する方法も公開する。









