京急電鉄は、台湾鉄路(台鉄)および台湾観光庁と連携し、特別ラッピング電車「赤い電車で台湾へ! 台鉄×京急10周年記念号」を11月3日から運行すると発表した。両社の友好鉄道協定締結10周年を記念した企画で、運行期間は2026年1月6日までを予定している。

  • 台鉄と京急の友好鉄道協定締結10周年を記念したラッピング電車が運行される

    台鉄と京急の友好鉄道協定締結10周年を記念したラッピング電車が運行される

特別列車は京急電鉄の1000形1201編成を使用し、車体側面に京急電鉄のキャラクター「けいきゅん」、台鉄の「テル・ハナちゃん」、台湾観光庁の「オーベア」の3体をあしらったデザインに。台鉄・京急それぞれの車両をあしらったヘッドマークも掲出する。

車内には、窓上や中吊り、ドア横のポスターを台湾と京急沿線の観光名所を紹介するビジュアルの内容とし、羽田空港のアクセスを担う京急線ならではの「日本と台湾をつなぐ旅気分」を演出する。運行予定は京急電鉄公式サイト「KEIKYU WEB」で公開され、前日14時頃に翌日の行路を更新するとのこと。

  • 「赤い電車で台湾へ! 台鉄×京急10周年記念号」外観イメージ

    「赤い電車で台湾へ! 台鉄×京急10周年記念号」外観イメージ

  • 「赤い電車で台湾へ! 台鉄×京急10周年記念号」ヘッドマーク

    「赤い電車で台湾へ! 台鉄×京急10周年記念号」ヘッドマーク

  • 京急沿線をPRする中吊りポスター

    京急沿線をPRする中吊りポスター

  • 台湾観光をPRする中吊りポスター

    台湾観光をPRする中吊りポスター

京急電鉄と台鉄は2015年に「友好鉄道協定」を締結し、羽田空港国際線ターミナル駅での台湾PR展示、日台4社合同「鉄道スタンプラリー」、台湾での観光・物産展への出展など交流を重ねてきた。現在、台鉄にて、京急線で昨年運行された台湾観光特別ラッピング電車「ビビビビ! 台湾号」をイメージしたラッピング電車を運行している。