日に日に冷え込みが増してきた今日この頃、途端に恋しくなるのが“旨辛グルメだ。人気焼肉チェーン「牛角」が11月6日からスタートする「冬の韓国フェア」は、期間限定の旨辛メニューをとことん楽しめる、今まさに旬の企画。韓国の屋台グルメをテーマに、"旨辛"や"チーズ"といった韓国風グルメがずらりとラインナップする。

ということで今回は、ひと足先に試食会へ参加。七輪の上で踊るイイダコ、香ばしい豚カルビ、もちもちのトッポギ……五感を刺激する韓国グルメの祭典をたっぷりレポート!

牛角が贈る"渡韓気分"フェア、開幕!

全国の牛角で11月6日からスタートする「冬の韓国フェア」。季節ごとにテーマを変え、期間限定メニューを打ち出している牛角だが、今年の冬は"韓国屋台"をテーマに据えた。

今回は焼肉屋の強みである七輪を活かし、肉も魚介もアツアツのまま楽しめるように工夫。メインには「牛角流サムギョプサル」(693円)を用意し、さまざまな人気の韓国グルメを牛角流にアレンジして展開するという。

……はい、それじゃあ前置きはこのへんにして、さっそくいただいちゃいましょう〜!

「牛角流サムギョプサル」

まずはフェアの主役、「牛角流サムギョプサル」から。味付けは旨辛ダレと塩胡椒で選べるが、今回は前者を選択した。

  • 「牛角流サムギョプサル」(693円)

    「牛角流サムギョプサル」(693円)

サムギョプサルといえば分厚い豚バラ肉のイメージがあるが、牛角流の豚カルビは比較的薄め。七輪だと脂が下に落ちていくので、あまり分厚い豚肉だと火が通る前に油がどんどん流れ出し、ジューシーさが損なわれてしまうらしい。だから、あえて薄めにしたってワケだ。なるほど〜。

いい感じに焼けてきたら途中で肉を半分にカット。焼き上がったらサンチュにのせ、大葉、長ネギ、そして好みのソースをトッピングする。

付属のソースは「サンチュ味噌」「チーズソース」「コチュマヨ」の3種類。まずは「コチュマヨ」を合わせて……いただきます!

ああ〜、最高〜! まず感じるのは、豚の脂の甘みだ。ピリッとしたコチュジャンの辛みとマヨネーズのまろやかさ、そして大葉の爽やかな風味もめちゃくちゃ効いている。ウマ〜ッ!

チーズソースもコクがあってめちゃくちゃよく合う。まさに進化系韓国グルメスタイル。チーズソースとコチュマヨのタブルトッピングもジャンクでウマかったし、サンチュ味噌もサムギョプサルの王道的な安定感のある味わいだった。ソースの組み合わせ次第でいくらでも印象が変わるので、自分好みを見つけ出す楽しみ方もできる。いいね!

「コロコロ牛ホルモン(マルチョウ)」

続いては「コロコロ牛ホルモン」(638円)。七輪に乗せるとたちまち脂が滴り落ち、パチパチと心地いい音を立てる。

  • 「コロコロ牛ホルモン」(638円)

    「コロコロ牛ホルモン」(638円)

ホルモンはどれくらいで火が通るのか未だに判断に迷うが……まぁ、そろそろいいだろう。まずはそのまま何もつけず、パクッ。

うっ、うめぇッ……!! 噛んだ瞬間、口の中でジュワッと広がる脂の甘さと旨み。マジでこの脂……ああ、うま〜〜〜ッ……。外はカリッと香ばしく、中はとろけるようにジューシー。このコントラストがたまらん。脂の質は思いのほか軽やかで、後味は意外とスッキリ。これは絶対にいい素材使ってるし、おかわりする人も多いだろうな〜。

「イイダコの七輪焼き」

"ダンシング・チュクミ"の異名を持つ、「イイダコの七輪焼き」(638円)。牛角としてイイダコを扱うのは初とのことだ。

  • 「イイダコの七輪焼き」(638円)

    「イイダコの七輪焼き」(638円)

七輪の上で小さなイイダコがぷっくりと踊るように焼けていく様子は、見ているだけで期待が高まっていく。

実際に食べてみると、プリッとした弾力と凝縮されたイイダコの濃厚な旨味が最高にウマい! 身の弾力と柔らかさの塩梅は、他にありそうでない新感覚。食べていて顎が疲れることもなく、ただただ海の幸としての旨味だけを堪能できる。ちなみに、卓上のタレとの相性も抜群だったぞ!

「イイダコと豚肉の旨辛炒め」

同じく、イイダコを使った「イイダコと豚肉の辛口炒め」(473円)。真っ赤なビジュアルはまさに韓国グルメのそれ。辛そう〜!

  • 「イイダコと豚肉の辛口炒め」(473円)

    「イイダコと豚肉の辛口炒め」(473円)

このまま七輪の上で加熱し、イイダコにしっかり火が通ったところで再びお皿へと回収。豚肉と一緒に、いただきます!

おおっ、なかなか辛い! だけど、ただ辛いだけじゃない。イイダコの旨みと豚肉のコクが見事に絡み合っていて、めちゃくちゃ後を引く味わいになっている。このタレがなんというか、めちゃくちゃ本格的なのだ。どうやら、このためにわざわざ韓国の業者から本場の醤を取り寄せ、タレの配合を何度も試行錯誤して完成させたらしい。なるほど、道理で……。ご飯にタレごとぶっかけてかっ喰らいたい衝動に駆られる。これ、マジで発売されたらぜひ食べてみて!

ほかにも、濃厚なカルボナーラソースとチーズがとろりと絡む「カルボナーラトッポギ」(473円)や、「チョコチュロスクッキーバニラ」(418円)などもラインナップ。チョコチュロスは七輪でサッと炙ってアイスとともに食べてみたが、温度差と食感のコントラストが実に楽しく、もちろん美味しかったぞ!

  • 「カルボナーラトッポギ」(473円)

    「カルボナーラトッポギ」(473円)

七輪で焼くライブ感、肉を包む楽しさ、そして「旨辛」という秋冬にピッタリの味つけ。まもなく迎える飲み会シーズン、ぜひ牛角で渡韓気分を味わってみてほしい。きっと、想像以上に楽しめるはずだ。

  • 「チョコチュロスクッキーバニラ」(418円)

    「チョコチュロスクッキーバニラ」(418円)