元乃木坂46で女優の与田祐希が13日、都内で行われたMBSドラマ特区『死ぬまでバズってろ!!』(10月16日スタート、MBS 毎週木曜24:59~ほか)の第1話先行試写&完成披露トークイベントに共演の鈴木仁、星乃夢奈とともに登場した。
ふせでぃ氏の同名漫画を原作とする本作は、現代のSNS社会が舞台のインターネット・サスペンス。パスタ屋でアルバイトをする26歳フリーターの浅野加菜子は、偶然撮影したひき逃げ事故の動画がSNSで大バズリしたことで承認欲求に取り憑かれ、バズるためなら手段を選ばない告発系インフルエンサー・タパ子へと変貌。だが行き過ぎた正義は新たな憎悪を生み、いつしか匿名の批判や中傷に晒されるようになる。
主人公の加菜子を演じる与田は、役について「人が普段隠しているような部分……ちょっと汚い部分もまっすぐな部分も、全部が前面に出されているような、よく言うと素直なキャラクターだなと思いました」とコメント。さらに「何事にもまっすぐすぎて間違えたりもするんですけど、そこが愛おしい部分でもあるのかなと」と印象を語った。
与田は、原作を読んだ時のことを振り返り、「私とは真逆なタイプなのかな、共通点ないかもしれないと思ったんですけど、何かしら共通点を探してみて。人一倍、人に褒められたり、『いいよ』って言ってもらえたりするのが好きなところかなと思って(笑)。加菜子って狂気みたいな部分もあるけど、そこの可愛さみたいなところも出せたらいいなと思って演じさせていただきました」と説明。また、作中で明るい髪色を披露していることから「個人的には、初めて髪の毛の色をあそこまで明るくしたので、『似合ってるよ』って言ってもらえるとうれしいです」と照れ笑いを見せた。
さらに与田は、役にちなんで自身の“承認欲求度合い”について聞かれると「めっちゃあります」と笑いながら吐露。「だって、褒められるのめっちゃ好きですもん(笑)。加菜子も人から認められるのが好きな子だと思うので、そこは共通点ですね」と語った。
イベントでは、鈴木、星乃と撮影中のエピソードなどについてトークを展開。星乃が与田に連絡先を聞かれて交換したと明かしたことを受け、MCが「(与田は)誰とでも仲良くなれる?」と尋ねると、与田は「この2~3年ぐらいで、裏でもコミュニケーションを取れるようになりました。昔はずっと、遠くを見ていたり、床を見ていたり……人としゃべるのは慣れたら好きなんですけど得意ではなかったので、こもりがちだった」と告白。続けて「ちょっと『変わりたいな』と思って……やっぱりご縁は大切にしたいので、話しかけるように意識していたら、だんだん、あまり気負うことなくしゃべれるようになって」と明かしていた。
最後に、ドラマの見どころを聞かれた与田は「SNSの良さと面白い部分、そして怖い部分が、ポップに、ジェットコースターのようなスピードで描かれているので、ぜひみなさんにも他人事だと思わず見ていただきたいですし、ポップな部分も楽しんでいただけたらうれしいなと思います」と語り、締めくくった。











