星野リゾートは10月10日、「星のやグーグァン」(台湾台中市)が10月9日に発表された「ミシュランガイドアジア台湾2025」で1ミシュランキーホテルに選出されたことを発表した。
星のやグーグァンは、約3,000m級の山々が連なる台湾雪山山脈の麓にある温泉地・谷關(グーグァン)に位置する温泉リゾート。源泉掛け流しの半露天風呂付客室、風と水を感じる開放的なパブリック空間、滞在シーンに合わせた料理など、自然に憩う滞在を提案する。
今回、「1ミシュランキーホテル=特別な滞在:独自の個性と魅力を持った目的地。型にはまらず、他にはない体験を提供している。サービスは常に一歩先を行き、同じ価格帯の宿泊施設より、はるかに多くのことを提案している。」との評価を受け、台湾で初めて、国内最高位の1ミシュランキーに選出された。
「台湾が初めてミシュランキーの対象となったこの記念すべき年に、星のやグーグァンが選出されたことを心から光栄に思います。これまでご宿泊くださったお客様をはじめ、開業以来支えてくださったすべての皆さま、そして日々ホテルを支えてくれているチームメンバーのおかげです。今後も、星のやグーグァンでのご滞在が『ここでしか体験できない特別な体験』として、さらに高めていけるよう、皆さまと共に創り上げてまいります」(星のやグーグァン総支配人 𠮷田 裕之氏)
ミシュランキーは、卓越したホテルを評価する新たな制度として2024年に正式導入された。ホテル体験における"極上のもてなし"と"非凡な宿泊品質"を象徴する最高の栄誉とされている。同制度では、ミシュランの匿名調査員が実際に宿泊を行い、デザイン美学、ホスピタリティ、地域文化とのつながり、快適性、サービスの細やかさなど、複数の観点から総合的に評価を行う。評価は3段階で構成されており、1キーは「特別な滞在(A very special stay)」、2キーは「卓越した滞在(An exceptional stay)」、3キーは「忘れがたい、目的地そのものとなる滞在(An extraordinary stay)」と定義されている。

