元格闘家でタレントの魔裟斗が9月30日、YouTubeチャンネル『丸山ゴンザレスのディープな世界』にゲスト出演。最近の格闘家について、自身の思いを語った。
魔裟斗、“現役感”を維持する秘訣「引退する前に決めたこと」
ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏が、「“なぜ強いのか?”と聞かれたときに、“めっちゃ練習してるもん”ってサラッと答えてて。“俺より練習してる人いないからね”って」と話すと、魔裟斗は、「それは自信ありましたね」とニヤリ。一方で、近年はSNS時代になり、格闘技界にも変化が訪れ、「SNSを利用してバッと行けるんで。それを狙って、無理やりヤンチャ方向に走ってる人が多いなと。そっちのほうが手っ取り早く目立つから」とぼやいた。
続けて、魔裟斗は、「僕は、K-1をスポーツというか。ちゃんとした格闘技、アスリートとしてやってた。自分の中でそういうプライドがあった」としつつ、「そこをヤンチャすぎるほうに持ってかれてるのが、ちょっと嫌で」と吐露。最近の格闘家に対し、「俺はアスリートのつもりでやってたけど、今そういう感じになっちゃってるのが。僕の中では、許せない部分があって。もうちょっとプライドを持ってやってほしい」「本物の選手になってほしいなって。口で言うんじゃなくて、ちゃんとリングで見せろ! っていうほうが強くて」と自身の熱い思いを伝えた。
「最終的に、本物じゃなきゃダメなんだよ」と、格闘家としての矜持を語った魔裟斗。丸山氏が、「いつまでも“魔裟斗”のまま」「現役感が漂ってる」と感嘆していると、「それは引退する前に決めたことなんですよ。変わらずにいようって」と照れ笑い。「知り合いに言われるんですよ。“魔裟斗がすごいのは、たまに今でも、魔裟斗選手って言われるよね。引退して15~16年経って、選手って呼ばせる風に見せてるのがすごいな”って」と打ち明け、「体とか今のほうがいいですよね。パワーも今のほうがありますけど」と笑っていた。
コメント欄には、「当時の格闘技熱がエグかった」「努力の天才!」「全てがカリスマだったな」「同世代ですが、変わらずカッコいい」「現役時代から大好き。本当に強かった…」「カリスマって言葉がピッタリ」「ずっとカッケー!」などの声が寄せられている。
【編集部MEMO】
丸山ゴンザレス氏は、2020年2月に公式YouTubeチャンネル『丸山ゴンザレスのディープな世界』を開設。『クレイジージャーニー』で有名な“危険地帯ジャーナリスト”の丸山ゴンザレス氏が、裏社会についてわかりやすく解説する。チャンネル登録者数は145万人、総再生数は4億回を超えている。
