日本テレビ系ドラマ『ぼくたちん家』(12日スタート、毎週日曜22:30~)の第1話完成披露試写会が9日、都内の映画館で行われ、及川光博、手越祐也、白鳥玉季が登壇した。

  • 舞台上では絶好調の及川光博

    舞台上では絶好調の及川光博

客席の後ろから登場し、大きな歓声に迎え入れられた3人。舞台に立った及川の「はーい、ミッチーでーす! みんなで呼んでみよう! せーの!」のコールに、客席から「ミッチー!」とレスポンスが響いた。

これに続いて、手越も「さあみんなで呼んでみよう! せーの!」と呼びかけると「ゆーやー!」とそろった声が上がり、最後に白鳥もやってみると「たまちゃーん!」の反応。誰に対しても呼び方が一致した客席に、及川は「練習してみたいだったね!」と驚いていた。

撮影現場の様子について、及川は「朗らかですね。基本みんな笑ってます。で、たまに僕がぐったりしてます」「だいたい8時間以上働くと、ぐったりしてます。12時間超えると、もう黙ります(笑)」と、イメージとは異なるまさかの告白。手越は「“いつでも王子様ですよ!”って言いたいんですけど、そんな(ぐったりしてる)瞬間、よく見てますね(笑)」と証言を裏付けた。

手越は、そんな及川を見かけると、そっとしておくのだそう。「やっぱり自分には自分のベースがあるじゃないですか。僕がまだ元気だからってミッチーがそういうわけではないですから。クランクイン直後は35℃の日に外で1日ロケとかもあったんで、だんだん木陰に木陰にミッチーが消えていくんですよ。すごい遠くの日光が差さない場所でスンとしてるので、“今、涼みに行かれてるんだな”って見てます」と、気配りを働かせていたことを明かした。

このドラマは、現代に様々な偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描くストーリー。恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一(及川光博)が、偶然出会った人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)に恋をし、それをきっかけに玄一の人生が動き出していく。

  • (左から)白鳥玉季、及川光博、手越祐也

    (左から)白鳥玉季、及川光博、手越祐也