「ワイワイしながら撮影ができる、充実した毎日を送れていることに心から感謝してます」――日本テレビ系ドラマ『ぼくたちん家』(12日スタート、毎週日曜22:30~)の第1話完成披露試写会が9日、都内の映画館で行われ、7年ぶりのドラマ出演となる手越祐也が喜びを語った。
司会の徳島えりかアナにメッセージを求められた手越は、まず「7年ぶりに連続ドラマに出演させていただいて、そしてこの作田索という素敵な役をやらせていただき、横にいるおふたり(及川光博、白鳥玉季)をはじめ素敵なキャストの方々、スタッフの方々に囲まれて、ワイワイしながら撮影ができる、充実した毎日を送れていることに心から感謝してます」と感慨。
及川は撮影現場での手越について、「もう皆さんご存知だと思いますけど、パカーって笑うんですよ。屈託のないというか、少年っぽいというか。そういうムードで明るくしてくれるんです」と、充実ぶりが伝わってくる様子を明かした。
このドラマは、現代に様々な偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描くストーリー。恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一(及川)が、偶然出会った人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年・作田索(手越)に恋をし、それをきっかけに玄一の人生が動き出していく。
そんな今作について、「人は生きていると嫌なことだったり、いろんなコンプレックスだったり、社会に話せない内容だったりというのは、皆さんも僕らもあると思うんです。でも、やはり自分は一番自分の味方でいて、皆さんや周りの方、そして皆さん自身がいろんな夢ややりたいこと、自分の個性を邪魔されることなく、そしてその自分を恥じることなく堂々と胸を張って生きる、そういうメッセージも込められています」と力説。
さらに、「ホーム&ラブコメディということで、何も関係なくホッコリ笑えるシーンだったり、ちょっと泣けるシーンだったり、いろんな要素が詰まった作品になっていると思います」と紹介し、試写会を待つ客席に「ぜひ楽しんでいってください!」と呼びかけた。





