10月12日にスタートするTBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(毎週日曜21:00~)の第1話に、日本競馬界のレジェンド・武豊がスペシャルゲストとして出演することが26日、発表された。さらに現役騎手の丸田恭介、菅原隆一、今村聖奈の出演も明らかになった。

  • 武豊

    武豊

山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の小説『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫刊)を原作とするこのドラマは、競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリー。大手税理士法人に勤める税理士の主人公・栗須栄治を妻夫木聡が演じるほか、佐藤浩市、目黒蓮、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠といった豪華キャストの出演が決定している。

■武豊が第1話に出演「オファーが来たときはちょっと驚きました」

このたび、第1話のスペシャルゲストとして、競馬界のレジェンドであり、人気現役騎手の武豊が、本人役で出演する。今年6月に宝塚記念(GⅠ)を制し、連続重賞勝利記録を39年に更新。昨年には東京競馬場にてJRA4500勝を達成し、JRA騎手としては2人目となる黄綬褒章を受章した。現在も4607勝と、記録を更新し続けている稀代のジョッキーが『ザ・ロイヤルファミリー』の一員として出演する。

撮影を終えた武は、「ドラマ出演のオファーが来たときはちょっと驚きましたが、自分役ということでしたので出演させていただきました。競馬関係者の方々が同じ方向の目標に向かっているというところをぜひ見ていただけたらと思っています」とコメント。果たしてどのようなシーンに出演するのか。

■現役騎手・丸田恭介、菅原隆一、今村聖奈も第1話に出演

さらに、現役騎手の丸田恭介、菅原隆一、今村聖奈も第1話に出演することが決定。丸田は2007年デビュー、現在19年目の現役騎手。2022年に高松宮記念(GⅠ)を制し、デビューから16年目にして悲願のGⅠ初勝利を挙げた。撮影後に丸田は「私たちジョッキーは馬に助けられて仕事をしているので、このドラマを1人でも多くの方に見ていただき、楽しんでいただけたらなと思います」と語った。

菅原は、幼少時に子役として数多くのドラマ・映画に出演。TBSドラマの出演経験もある。元騎手である父の影響を受け役者から騎手に転身。騎手歴16年目でJRAでは初めての子役出身の騎手である。撮影後に菅原は「ドラマの題材として競馬のことを取り上げていただける事がとても幸せだと思っていますので、ぜひ皆さん観てください」と話した。

今村は、騎手デビューした2022年にJRA51勝という成績を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手賞を受賞。今年、中央・地方通算100勝を達成した騎手歴4年目の若手騎手だ。撮影後、今村は「初めてのドラマ出演でしたが、本当に一つ一つ丁寧に隅々まで皆さんが協力して撮影をされているんだなと思いました。素晴らしい作品ができることを非常に楽しみにしています」と語った。

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