フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で、5月31日(13:40~ ※関東ローカル)に放送された「生きた証を抱きしめて ~愛するあなたとデスマスク~」。視聴データを独自に取得・分析するREVISIOの調査によって、放送中でテレビ画面に視線を向けていた人の割合「注目度」の高いシーンが明らかになった。

  • デスマスク職人の権藤さん(右)と弟子の元さん (C)フジテレビ

    デスマスク職人の権藤さん(右)と弟子の元さん (C)フジテレビ

亡くなった人の顔を型取りし、その面影を形として残す「デスマスク」。その製作に日本でたった一人、向き合い続けている“職人”が権藤俊男さん(72)だ。

製作の依頼は、幼い子どもを失った両親や、尊敬する父を亡くした息子など、深い喪失感を抱いた家族から寄せられる。愛するあなたにそばにいてほしい…そんな、かなわぬ思いに応えるため、権藤さんは静かに顔の型取りを進めていく。

完成したデスマスクを前に、涙を流しながら笑顔を見せる家族たち。そこに存在するのは、ただの“死者の顔”ではない。手に触れ、抱きしめることができる故人の面影であり、確かに生きていた証なのだ。

その一方で、デスマスクの依頼は年間わずか10件ほど。技を受け継ごうにも、この仕事だけで生活していくことは難しく、これまで何人もの弟子が去っていった。そんな中、権藤さんのもとに新たに現れたのが、27歳の元さん。「人に寄り添う仕事がしたい」と願い弟子入りした元さんは、この仕事に引かれていく。しかし、現場での一つのミスをきっかけに気持ちが揺れ始める…。

  • 『ザ・ノンフィクション』5月31日放送「生きた証を抱きしめて ~愛するあなたとデスマスク~」の注目度・世帯テレビオン率推移

    『ザ・ノンフィクション』5月31日放送「生きた証を抱きしめて ~愛するあなたとデスマスク~」の注目度・世帯テレビオン率推移

最初に注目度が上昇したのは、14時43~44分で76.8%~76.4%に。20歳の時に交通事故に遭い、30年間寝たきりになって亡くなった息子のデスマスク製作を親に依頼された権藤さんが「このたびはご愁傷さまでございました」と訪ねる場面だ。X(Twitter)では「遺体の顔の形をとるの…?」と驚く反応がみられた。

そして最初のCM明けとなった13時53分に、この日の最高値となる83.2%に上昇。前述の故人のデスマスクが両親に届けられ、母親が泣きながら泣きながら抱きしめる場面で、「このご家族の反応は職人冥利に尽きるだろな」「息子に先立たれた母親の気持ちに何も言えない」といった声が上がっていた。

また、14時20分にも76.0%に上昇。10歳で亡くなった娘の両親に、権藤さんの弟子・元さんがデスマスクと“手”を届ける場面で、「ご家族、よく撮らせてくれたね」「手だけでも嬉しいよなぁ」といった感想が投稿されていた。

この放送回は、TVer・FODで見逃し配信中。次回は、最近珍しくなった屋台ラーメンを切り盛りする父とその息子を追った「父と息子の屋台ラーメン~令和の赤ちょうちん物語~」が7日(14:00~)に放送される。

  • 10歳で亡くなった娘のデスマスクに触れる父親 (C)フジテレビ

    10歳で亡くなった娘のデスマスクに触れる父親 (C)フジテレビ