「これ以上、人生に変化はいらない」と思っていた49歳の女性と、夢にフタをして生きてきた30歳の男性――。7月9日にスタートするフジテレビ系ドラマ『ラストノート』(毎週木曜22:00~)で、内田有紀と寺西拓人が、交わるはずのなかった2人の“大人の純愛”を演じる。内田は『翼をください!』(1996年)以来30年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演、寺西は民放連続ドラマ初主演となる。

  • (左から)内田有紀、寺西拓人

    (左から)内田有紀、寺西拓人

20歳近い年の差の男女が惹かれ合う大人の純愛ドラマ

本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった歳の差の男女が静かに惹かれ合い、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿をオリジナル脚本で描く大人の純愛ドラマ。

タイトルの『ラストノート』とは、時間ごとに変化していく香水の“最後の香り”を表す言葉。つけた瞬間の第一印象となるトップノート、香水のメインの香りとなるミドルノートを経て、最後に肌と溶け合い、その人だけの香りを残す“ラストノート”のように、今までしまっていたはずの想いが香る物語を描いていく。

主人公は、人生の酸いも甘いも経験し、「これ以上何の変化もいらない」と現状維持の日常を送る49歳の女性・一瀬葵と、自身が育った環境によって夢を諦め、自分にフタをして生きる30歳の男性・樋口澄晴。人生を流れのままに生きていた2人が、あるきっかけで出会い、互いにフタをしてきた本当の想いに触れることで、運命が後戻りできないものへと変わっていく。

内田有紀「この年齢でラブストーリーを演じるのは挑戦」

一瀬葵を演じる内田は、『その時、ハートは盗まれた』(1992年)で俳優デビューし、『翼をください!』でフジテレビ連ドラ初主演。その後も『最後から二番目の恋』シリーズ、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ、『燕は戻ってこない』など話題作に出演し続けてきた。

近年は「助演として作品を支えることに集中したい」という思いがあったという内田だが、年齢を重ねた女性のリアルな心情を描く本作の主人公を「内田有紀さん以外考えられない」というプロデューサーからの熱烈なオファーを受け、主演としてカムバックする。

内田は、今作のオファーについて「この年齢でラブストーリーを演じるということは、私にとっては挑戦だと思っています」とコメント。「この作品には歳の差という要素もあるので、好きになる、好きにならないだけの話ではなく、そこには人生観も組み込まれていて、なぜ相手を好きになるのか? というプロセスが、20代や30代のラブストーリーとは全く異なってくると思います。そこを丁寧に演じたいです」と意気込む。

葵という役については、「自分の人生に期待をかけすぎてパンクしてしまったようなところがあって、人生いろいろと失敗してしまったり、後悔するようなところも持ちつつも、“現状維持、これでいいんだ”と思いながら生きている女性」と説明。

「この年齢になるまで、酸いも甘いも経験してきて、“そんなに人生ってこれから変わらないだろうな”と思っているけれど、心の奥底では、若い頃に憧れていた、叶えたかった夢をもう一度叶えてみたいし、もう一つの人生があるなら歩きたいなと思っている。そんな時に、寺西さん演じる澄晴に出会って、少しずつ変わっていくというお話になっています」と語った。

寺西拓人、民放連ドラ初主演「背中を押せるような作品に」

もう一人の主人公・樋口澄晴を演じる寺西は、オーディション番組『timelesz project -AUDITION-』を経て2025年にtimeleszに加入。俳優としても、舞台『Endless SHOCK』、舞台『マラソン』、映画『天文館探偵物語』、舞台『AmberS -アンバース-』などに出演し、活躍の幅を広げている。

今作で民放連続ドラマ初主演を飾る寺西は「今回、初めて民放連ドラに主演させていただくので、いろいろな面で緊張があります」と率直な思いを明かしつつ、「台本を読んで、すごく続きが気になる作品ですし、自分にフタをしてしまっている人ってたくさんいると思うので、そういった方々の背中を押せるような作品にできたらと思います。内田さんとご一緒できて、本当にうれしいです」とコメント。

澄晴については、「僕の年齢とほとんど同世代で、本当の自分の夢があるけれど、そこにフタをして流れのままに生きている人」といい、「僕の世代でもそういう人は多いと思うので、そこを等身大で演じていきたいです。葵さんと出会って、自分の本当の想いに気が付いて、解放されていく澄晴の姿を楽しんでいただけたらいいなと思います」と語っている。

内田の印象については、「本当に気さくに話しかけてくださる方です。初めは緊張していましたが、内田さんが飾らないでいてくださるおかげで、僕も飾らないでいようと思えたので、とても感謝しています」と話した。

『昼顔』『あなして』プロデューサーが描く“まっすぐな恋愛”

本作を手がけるのは、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『あなたがしてくれなくても』『わたしの宝物』などをプロデュースしてきた三竿玲子氏。脚本は、『夫よ、死んでくれないか』『復讐の未亡人』、フジテレビヤングシナリオ大賞『サロガシー』などを手がけた的場友見氏が担当する。

三竿氏は「不倫などの恋愛ドラマが当たり前になった今だからこそ、あえてまっすぐな恋愛を描きたい。恋愛の優先順位が下がりつつある現代だからこそ、人の人生を豊かにしてくれる恋の力をもう一度描きたいと思い、この企画が生まれました」と企画意図を説明。

内田については、「今も昔も多くの女性の憧れの存在であり、自然体の魅力を持つ方。まさに、私のイメージした葵」とし、寺西については「その芯の強さと豊かな表現力に魅了されました。澄晴の抱える複雑な内面と外の顔、いろんな表情を見せる澄晴を説得力を持って表現してくださると思い、お願いしました」と期待を寄せている。

演出は『PICU 小児集中治療室』『ミステリと言う勿れ』『うちの弁護士は手がかかる』などの相沢秀幸氏、『義母と娘のブルース』『スカイキャッスル』などの中前勇児氏が担当。ティザービジュアルでは、和やかなデートを楽しむ葵と澄晴の自然体な姿が公開されている。

【編集部MEMO】
内田有紀は、1975年11月16日生まれ、東京都出身。1992年、フジテレビ系ドラマ『その時、ハートは盗まれた』で俳優デビューし、翌93年度のユニチカ水着キャンペーンガールに選出。94年には『時をかける少女』でドラマ初主演を務め、同年「TENCAを取ろう! ~内田の野望~」で歌手デビューも果たした。その後も『最後から二番目の恋』シリーズ、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ、『燕は戻ってこない』など、ドラマ・映画・舞台を中心に幅広く活躍している。
寺西拓人は、1994年12月31日生まれ、神奈川県出身。舞台を中心に俳優としてキャリアを重ね、ミュージカル『Endless SHOCK』などに出演。2025年にtimeleszに加入し、グループ活動と並行して俳優業でも存在感を発揮している。フジテレビ系ドラマ『ラストノート』では、内田有紀とダブル主演を務め、民放連続ドラマ初主演を飾る。

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