連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが23日、NHK大阪放送局で行われ、今週最終回を迎える『あんぱん』の主演・今田美桜と29日にスタートする『ばけばけ』の主演・高石あかりが出席。『あんぱん』制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサーと『ばけばけ』制作統括の橋爪國臣チーフ・プロデューサーも取材に応じ、それぞれの主演について語った。

  • 『あんぱん』主人公・柳井のぶ役の今田美桜

    『あんぱん』主人公・柳井のぶ役の今田美桜

『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしと妻・暢夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢がモデルのヒロイン・朝田(柳井)のぶを今田美桜が演じた。

倉崎氏は「先月8月22日にクランクアップしたんですけど、そのあとに今田さんに『のぶが今田さんでよかったよ。最高だったよ』ということはお声がけさせていただきました」と今田とのエピソードを披露。「ヒロインオーディションのときの我々の心を揺さぶってくれた今田さんの芝居を信じてよかったなと思いました。1年間の収録を終えて、すべてのシーンにおいて今田さんはのぶの心情を的確に演じてくださったなと思っていますし、それが視聴者の皆さんにしっかりと届いていると思うので、チーム一同、今田さんへの感謝の思いと共に、労いの言葉を伝えさせていただきました」と今田の演技を絶賛した。

『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く物語。小泉セツがモデルのヒロイン・松野トキを高石あかりが演じる。

橋爪氏は「みんな一生懸命スタッフも出演者も素晴らしいものを作っているというつもりでやっていますし、高石さんと毎日しゃべりますが、とてもドキドキワクワクいろんな感情が入り混じっているみたいで、みんなで『そろそろだね』とワイワイしゃべりながら一日一日カウントダウンしています」と高石の様子を紹介。「当日は本人の希望もあって、初回放送をみんなで一緒に見ようという話をしていまして、温かく初回を迎えられたらなと思っています」と語った。

(C)NHK