連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが23日、NHK大阪放送局で行われ、今週最終回を迎える『あんぱん』の主演・今田美桜と29日にスタートする『ばけばけ』の主演・高石あかりが出席した。
“朝ドラバトン”を受け取った高石は「バトンタッチ回は夢見る瞬間で今日をすごく楽しみにしていましたし、何よりうれしいのは、今田さんにバトンを渡していただけるということが本当にうれしくて、以前お会いしたときに本当に温かくて優しくて、また今回も支えていただいているような気がしてうれしいです」と笑顔でコメント。
今田は、高石に向けて「1年間という撮影は本当に振り返るとあっという間だったんですけど、やっぱり長いので、とにかくたくさん食べて、よく寝て、心も体も健康に。今日お邪魔させてもらって、すごく温かくて、それだけで勝手にですけどほっとしちゃって。きっと周りの皆さんが支えてくださっているでしょうし、今後もそうだと思いますが、たくさん食べてよく寝て頑張ってください」とエール送り、高石は「ありがとうございます。たくさん食べます」と感謝した。
『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしと妻・暢夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢がモデルのヒロイン・朝田(柳井)のぶを今田美桜が演じた。
『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く物語。小泉セツがモデルのヒロイン・松野トキを高石あかりが演じる。
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