東武動物公園では、2025年6月26日にアメリカビーバーの赤ちゃんが誕生しました。8月にはそんな「チビーバー」たちの名前が発表されましたが、その前に健康診断を行っていたそう。その様子が東武動物公園公式YouTubeチャンネル「東武ZOOKEEPERch」で公開されました。

赤ちゃんビーバーの健康診断、どのようなことをするのでしょうか?

2025年8月の晴れたある日、干されているのはチビーバー…ではなくたわし。

開園前の時間に、1頭ずつ体重を測っていきます。今回は、3体の個体識別をして命名もするそう。コロコロと元気なチビーバーたち、飼育員の方も「今回の健康診断は見分けるのが難しかった……」とのこと。

まず1頭目は「メンチ」。体重は1700g。箱には「コロッケ」とありますが、のちに正式に「メンチ」と命名したそう。

個体識別をするため、ハサミで少しだけ毛をカット。こうやって識別をすることもあるんですね。他の2頭は毛の色が濃かったりと特徴的だからか、毛は刈らずにマイクロチップだけで判別していました。

  • 個体識別のため、おしりがちょっとハゲちゃった「メンチ」

獣医師による健康チェックも無事終了。一仕事終えた顔です。

続いて「ソース」と「コロッケ」の体重を測り、健康チェック。チビーバーたちはとにかく元気に動き回るので、体重計の上には飼育員手作りの段ボールが。箱入り娘ならぬ「箱入りビーバー」たちが、てきぱきと進めていく飼育員の方々により健康診断を受けていきます。

「コロッケ・メンチ・ソース」たちのはじめての健康診断、3頭とも順調に成長しているそう。一緒の巣で暮らす親ビーバーたちも怒らず見守っていました。

こちらの動画には「パパママと飼育員さんとの信頼関係が絶大ですね。チビーバーたち可愛い」「モフモフちびちゃん達めちゃくちゃかわいいです。スクスク育ってくださいね。お母さん子育て頑張って、飼育員の皆様宜しくお願い致します」と飼育員の方へのエールの声も多く寄せられています。

東武動物公園のチビーバーたちの様子は、公式YouTubeチャンネルをはじめ同公園の公式SNSで発信されています。