吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)による人気マンガ『鬼滅の刃』。大正時代の日本を舞台に、主人公・竈門炭治郎 (かまど・たんじろう)が、鬼と化した妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すために鬼たちを討伐する鬼殺隊の剣士となり、壮絶な戦いを繰り広げます。
テレビアニメ化・劇場アニメ化もされ、過去作はいずれも大ヒットを記録。先ごろ公開された劇場アニメ最新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 『猗窩座再来』 も現在、大ヒットしており、その人気も再びピークを迎えています。
そんな『鬼滅の刃』ですが、実写化された場合にはどんな配役になるのか、誰でも気になるところではないでしょうか。そこで今回はマイナビニュース会員276人に、同作のメイン・キャラクターの一人、冨岡義勇について、「もしも実写化するなら誰に演じてほしいか」を聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。
『鬼滅の刃』をもしも実写化するなら、冨岡義勇は誰に演じてほしい?
『鬼滅の刃』シリーズに登場する主要キャラの一人である冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)。鬼殺隊の最高位に立つ「柱」の一人で、「水柱(みずばしら)」の称号を持つ剣士です。「水の呼吸」を極めた実力者であり寡黙で冷静沈着な性格ですが、内には強い信念と優しさを秘めています。
亡き姉と親友の形見である左右異なる柄の羽織を身にまとい、重い過去や葛藤を背負いながら鬼との戦いに身を投じる冨岡義勇。また彼は主人公の竈門炭治郎が最初に出会った柱であり、鬼化した妹の禰󠄀豆子を見逃し、二人を育手・鱗滝左近次のもとへ導いた重要人物でもあります。
そんな冨岡義勇を、実写化作品では誰に演じてほしいかを聞いたところ、結果は以下の通りとなりました。(自由回答から集計)
- 1位:佐藤健(29票)
- 2位:吉沢亮(11票)
- 3位:横浜流星(10票)
- 4位:山崎賢人(7票)
- 5位:新田真剣佑(6票)
続いては各俳優のプロフィールと、アンケート回答者のコメントを一部紹介します
1位:『佐藤健』
『鬼滅の刃』をもしも実写化するなら、冨岡義勇は誰に演じてほしいかを聞いたところ、ランキングの1位には、佐藤健(さとう・たける)が輝きました。
佐藤健は、1989年3月21日生まれ。2007年、『仮面ライダー電王』で主演デビューし、同年8月公開の『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』で映画初出演にして初主演を果たしました。
以降、ドラマ『ROOKIES』(2008年)、『大河ドラマ 龍馬伝』(2010年)、『連続テレビ小説 半分、青い。』(2018年)や、『バクマン。』(2015年)、『亜人』(2017年)、『護られなかった者たちへ』(2021年)、などに出演し、多彩な活躍を続けています。とくに映画『るろうに剣心』シリーズ(2012年〜)で演じた伝説の剣客、緋村剣心の役作りと殺陣は高い評価を得ました。
ユーザーからは、「雰囲気が似ている」「剣技やアクションに優れている」「剣士が似合いそう」などの声が届いています。
ユーザーコメント
「無口なキャラが似合いそう」(女性・49歳)
「そのままの顔だと思う」(男性・46歳)
「すらっとしてて、爽やかさがある」(女性・40歳)
「寡黙でミステリアスな感じが合いそう」(女性・44歳)
「無口でクールな感じが合っていると思う」(男性・40歳)
「『るろうに剣心』を演じた時の動きや雰囲気は適している」(男性・38歳)
「さわやかなルックスと剣術アクションで魅了してくれそう」(男性・45歳)
2位:『吉沢亮』
第2位には、吉沢亮(よしざわ・りょう)がランクイン。吉沢亮は、1994年2月1日生まれ。2009年、アミューズ主催のオーディションを経て芸能界入り。2011年、『仮面ライダーフォーゼ』で注目を集め、2013年、テレビドラマ『ぶっせん』でテレビドラマ初主演を果たしました。
以降、映画『リバーズ・エッジ』(2018年)や『キングダム』シリーズ(2019年〜)、NHK大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)など数々の話題作に出演。。端正な容姿と繊細な演技力で、若手実力派俳優として活躍しています。
今回のアンケートでは、「イメージが合う」「クールな役が合いそう」「雰囲気が似てる」などの声が寄せられました。
ユーザーコメント
「無口な感じをうまく演じてくれそう」(男性・37歳)
「目にチカラがあるから」(女性・47歳)
「クールな雰囲気がピッタリだと思います」(女性・49歳)
「不器用な性格な感じもうまく演じてくれそう」(男性・40歳)
「イケメン感」(男性・48歳)
3位:『横浜流星』
第3位には横浜流星(よこはま・りゅうせい)がランクインしました。横浜流星は、1996年9月16日生まれ。2011年に雑誌『nicola(ニコラ)』のメンズモデルとして芸能界入りし、2012年にテレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』で俳優デビューしています。
2014年『烈車戦隊トッキュウジャー』で注目を浴び、2019年のテレビドラマ『初めて恋をした日に読む話』でブレイク。2025年、現在放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』では主役の蔦屋重三郎を演じています。
冨岡義勇役を推す理由としては、「雰囲気が似ている」「クールにアクションができそう」「話題性があると思う」などが挙がっています。
ユーザーコメント
「クールな感じの雰囲気が合いそう」(男性・45歳)
「寡黙で強い感じが合っていると思ったから」(女性・45歳)
「淡々としながらも情に熱い感じがぴったり」(男性・41歳)
「端正な顔立ちかつ武道経験があることから、水の呼吸を再現できそう」(男性・38歳)
「端正な顔立ちとクールな演技が、冨岡義勇にぴったり」(男性・41歳)
4位:『山崎賢人』
ランキング第4位は、山崎賢人(やまざき・けんと)でした。山崎賢人は、1994年9月7日生まれ。中学3年生のときに原宿でスカウトされ、メンズモデルとして活動を開始しています。
2010年にドラマ『熱海の捜査官』で俳優デビューし、2011年の映画『管制塔』では映画初主演を果たします。大作映画『キングダム』シリーズでは主人公の信を演じ、『キングダム』(2019年)、『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年)は共に公開された年の邦画実写作品の興行収入で1位を獲得しています。
そんな山崎賢人が冨岡義勇役に相応しい理由として、「イケメンだから」「かっこよくて似合いそう」などのコメントがありました。
ユーザーコメント
「二枚目のイメージがあるから」(男性・48歳)
「クールキャラといえば山崎賢人」(男性・26歳)
「いま、いろいろメディアに出ていますが、こういう役も合うと思うし、かっこいいと思います」(女性・43歳)
5位:『新田真剣佑』
第5位には、新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)がランクインしました。1996年11月16日生まれの新田真剣佑は、アメリカ・ロサンゼルス出身。父は俳優の千葉真一、弟は眞栄田郷敦です。
2014年より日本で本格的に芸能活動を開始。2016年、映画『ちはやふる』で注目を集め、その後も数々の話題作に出演しています。近年ではNetflix『ONE PIECE』(2023年)でロロノア・ゾロ役を演じるなど、海外作品でも大きな存在感を発揮しています。
殺陣やアクションにも定評のある新田真剣佑。ユーザーからは「クール感がある」「顔が似てる」「似合いそう」などのコメントがありました。
ユーザーコメント
「キャラに合っていると思う」(男性・45歳)
「雰囲気やアクションなど合っていそう」(男性・49歳)
実写版『鬼滅の刃』冨岡義勇役役ランキングのまとめ
アンケートの結果、『鬼滅の刃』をもしも実写化するなら、冨岡義勇役を演じてほしい俳優の1位には、2位以下に大差をつけ29票を集めた佐藤健が輝きました。
冨岡義勇は水の呼吸を極め、「水柱」の称号を持つ鬼殺隊の剣士。自ら編み出した拾壱ノ型「凪(なぎ)」は絶大な威力を誇ります。常に冷静沈着ですが、極端に口下手なため周囲から誤解されがちという一面も。
そんな冨岡義勇を演じるにあたって、今回のアンケートでは、「イケメン」「クール」「アクション」といったワードが目立ちました。その点、代表作『るろうに剣心』にて奥行きのある演技と見事な殺陣を披露した佐藤健は、まさに適役といえるかもしれませんね。
調査時期: 2025年7月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計276人(男性:190人、女性:86人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート
