フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、その日出会った人の部屋で夜を明かす生活を送ってきたシュラフ石田さん(33)に密着した「今晩 泊めてください2~ボクが一生続けたいこと~前編」を、6日に放送する。
リュック一つで全国をさすらい、夕暮れの街角で「今晩泊めてください」と書かれたフリップを掲げるシュラフ石田さん。夕食をごちそうになったり、過去の話を聞かせてもらったりと、一期一会の出会いを楽しんでいる。
泊まった家は約800軒。「死ぬまで人の家を泊まり歩きたい」そう語る石田さんのスタイルも始めてから5年が過ぎ、ある変化が起き始めていた。
広島では、3人の子どもを育てる夫婦のもとを訪ね、家族と夕食を囲み、無邪気な子どもたちと遊び、石田さんと年の変わらない母親と「人生の幸せ」について語り合う。
だが、この家族との出会いはかつてのように、街角で偶然生まれたものではない。番組の放送をきっかけに石田さんの存在はSNSで話題となり、YouTubeの登録者数も急増。「うちに泊まりに来てください」と連絡が届くようになったのだ。広島の母親もその一人。かつては、何時間も街角に立ち、ようやく“家主”に出会えた石田さんの生活は、少しずつ形を変えつつあった。
そんな中、石田さんを泊めてきた“家主”たちが集う「オフ会」が開催された。彼を自宅に迎え入れた人々が顔を合わせ語り合うのだが、長年の家主からは「最近の石田は以前と少し違う」「旅がマンネリ化してきたのでは…」と、そのスタイルの変化を指摘する声が上がり始めた…。
ナレーションは、あのが担当する。
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