現在放送中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の新キャスト11人が28日に発表され、井上祐貴、城桧吏、又吉直樹、藤間爽子、甲斐翔真、平田広明、島本須美、新浜レオン、奥野瑛太、嶋田久作、榎木孝明の出演が明らかになった。
江戸時代中期の吉原を舞台に、東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く本作。脚本は、『おんな城主 直虎』(17)以来、8年ぶり2度目の大河ドラマとなる森下佳子氏が手掛けている。
物語は、田沼時代の終わり、そして“寛政の改革”へ。このたび激動の時代を駆ける人物を演じるキャストが発表された。
田沼意次失脚後、“寛政の改革”を行う老中首座・松平定信役に井上祐貴、第十一代の若き徳川の将軍、幕政の立て直しに挑む徳川家斉役に城桧吏、大田南畝に学び、狂歌四天王の一人に数えられた狂歌師・宿屋飯盛役に又吉直樹、のちの歌麿の妻・きよ役に藤間爽子、新之助の住む深川の長屋のそばに暮らす大工・長七役に甲斐翔真、天明の打ちこわしで、江戸の治安対策に奔走する曲淵景漸役に平田広明が決定。
また、蔦重の店、日本橋・耕書堂の女中・たか役を島本須美、富本豊前太夫の後見で実力派の太夫・富本斎宮太夫役を新浜レオン、学問と改革で水戸藩を立て直した実力者・徳川治保役を奥野瑛太、昌平坂学問所の教官を務めた、寛政の三博士・柴野栗山役を嶋田久作、武道と学問を重んじた尾張藩の名君・徳川宗睦役を榎木孝明が演じる。
藤間、甲斐、新浜は大河ドラマ初出演となる。
■井上祐貴 コメント
松平定信は、やはり〝対田沼〟というイメージを持っていたのですが、台本を読んでよりそのイメージが確固たるものになりました。
決して派手ではなく、どちらかというと地味なかみしもの扮装も相まって、芯の通った武骨な印象を受けています。
早口ながらも相手をうかがい、試しながら江戸幕府の財政を立て直していく定信を楽しみながら演じさせて頂いています。
■城桧吏 コメント
徳川家斉を演じさせていただきます城桧吏です。
徳川家斉は歴代の大河ドラマで一度も登場していない人物とのことなので、とても緊張しております。
家斉は父や身近な人の話をなんでも素直に受け入れてしまうようなとても純粋なキャラクターとのことで、そんな家斉を錚々たるキャスト・スタッフの皆さんとどのように作り上げていけるのか、これからの撮影がとても楽しみです。
全力で演じさせていただきたいと思います!
■又吉直樹 コメント
江戸狂歌文化の礎を築いた宿屋飯盛。
自らの職業を読み込んだこの狂名が、なんとも楽しいですね。
現代に置き換えるなら、「定食屋厨房」や「酒場店長」といったところでしょうか。
言葉遊びと向き合いながら、風刺の眼を研ぎ澄ませていたのでしょう。
このたびは貴重な機会に恵まれましたので、飯盛の感覚に少しでも触れてみたいと思います。
■藤間爽子 コメント
いつか大河に出演したいという私の夢が叶いました。ありがとうございます。
私の役は、のちに歌麿の妻になる女性・きよだそうです。
史実では歌麿さんに妻がいたかどうかはわかっていないそうですが、私なりに想像を膨らませながら、歌麿の妻ということ以前に、1人の女性として、強くべらぼうの世界で生き抜いてみようと思います。
皆様に楽しんで頂けますように。わたしも初めての大河、存分に楽しみます。
■甲斐翔真 コメント
憧れの大河ドラマへの出演、大変嬉しく思っています。
約5年ぶりのドラマ出演になるのですが、緊張する間も無く、すぐに作り込まれたセットと雰囲気に身を任せることができました。
大河ならではの雰囲気を楽しみながら、物語のメッセージを視聴者の皆さんに伝えられるように頑張ります!
■平田広明 コメント
曲淵景漸 役をやらせて頂く事になりました平田広明と申します。
大河ドラマへの出演は二度目ですが、お話を頂いた時の緊張は相変わらずでした。
台本を頂戴し読み始め、まず名前が難しい!何故かまた緊張が走ります。
衣装合わせに行き、撮影中のスタジオで皆さんが衣装を着こなし、かつらの似合っている姿を見てまたまた緊張しました。
そして前回よりも台詞が多く、またまた… 撮影の日まで、緊張との闘いの日々が続きます。
■島本須美 コメント
日本橋にお店を出してからの登場です。役は女中のたか。
ドラマ出演は、劇団青年座に所属していた頃以来ですので、いろいろな事が新鮮で、毎回楽しんでいます。
声優としての私をご存知の方もいらっしゃるかと思います。
『べらぼう』の出演者の中にも声のお仕事での共演者が多く、とても心強いです。
なかなか逢えませんが(笑)。
セリフが無い回も出演している事がありますので、どこに出てくるのかお楽しみに。
■新浜レオン コメント
この度は、小さい頃から憧れていた大河ドラマに出演させていただけること、本当に夢のようで大変光栄です。
今回の富本斎宮太夫役は、歌(語り)の力で、ある事件を落ち着かせるということで、日頃から歌手として活動している言葉、メッセージと重なるところもあり、江戸時代の背景、歴史を勉強しながら、今できる100%の歌でドラマを盛り上げられるように全力で挑戦します!
■奥野瑛太 コメント
まさか徳川御三家の役を……、本家が農家の自分にとってはかようにお偉い役を演じることも少なく、今からドキドキしております。
同じく御三家の高橋英樹様、榎木孝明様の胸を借りてオドオドせず政を計らいたいと思います。
まだ撮影前でなんとも言えませんが、とにかく楽しみです。
■嶋田久作 コメント
大河ドラマでの学者という役柄は初めてです。
撮影も半ばを過ぎ、息のあったチームへの途中参加は緊張しますが、演じるに当たって頂いている課題を楽しみながら、柴野栗山、全うしたいと思っております。
■榎木孝明 コメント
尾張藩9代藩主の徳川宗睦役で出演させていただきます。
品格と威厳がありながら、俯瞰で物を見る冷静沈着な人物だと思いますので、楽しみながら理想の役作りを目指したいと思います。
今回で11本目の大河ドラマの出演になりますが、どんな役でも時代劇に参加できる喜びは言うまでもありません。
江戸時代中期の商人の才を描いた粋な作品に参加させていただけるのが嬉しすぎて「べらぼうめ!」と思わず心の中で叫んでしまいそうです。
