小田急電鉄は19日、ロマンスカー・SE(3000形)をモチーフにした「プレミアムXRカード」を300枚限定で発行すると発表した。6月21日にクラウドファンディングで予約受付を開始する。
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「プレミアムXRカード」表面デザイン
「プレミアムXRカード」は、重厚感のあるメタル製カードに、デジタルとリアルの両面からロマンスカー・SE(3000形)の魅力が楽しめる特典を組み合わせたコレクターズアイテムとなる。カードの大きさは縦約85mm・横約54mmとされ、ロマンスカー・SE(3000形)のレーザー彫刻を表面に施したデザインだという。
スマートフォンのカメラでカード裏面の2次元コードを読み込み、ARカメラを起動させてカード表面をスキャンすると、同車両の乗務員室や客室、床下台車などの360度映像を見られる。同車両の詳細な技術情報を収録した約50ページの電子版テクニカルカタログも閲覧可能。リアル特典として、通常は特急車両が入庫しない相武台前駅の車庫線にロマンスカー・GSE(70000形)のみ留置し、他車両のない環境で撮影できる撮影ツアーも実施予定となっている。
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カード裏面をスマートフォンで読み込むと、車内の360度映像を見られる
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電子版テクニカルカタログイメージ
6月21日10時から8月15日23時59分まで、「旅と鉄道クラウドファンディング」の特設ページで予約を受け付ける。販売額は1枚2万8,000円だが、先着200枚は早割として2万6,000円で販売される。受付期間内でも上限300枚に達し次第、予約受付を終了する。目標金額(400万円)に達しなかった場合は不成立となり、注文はキャンセルされる。