JR四国は、2025年3月15日のダイヤ改正に合わせ、観光列車の運転時刻を変更すると発表した。「伊予灘ものがたり」は「双海編」「八幡浜編」「道後編」の時刻変更を予定している。
「伊予灘ものがたり」は松山~伊予大洲・八幡浜間で1日4便(上下各2本)を運転。愛ある伊予灘線を経由し、途中の下灘駅にも停車する。それぞれの旅(ものがたり)で、時間によって表情を変える車窓風景と、おいしい食事を楽しめるという。現在、「大洲編」は松山駅8時28分発・伊予大洲駅10時28分着、「双海編」は伊予大洲駅10時57分発・松山駅13時2分着、「八幡浜編」は松山駅13時31分発・八幡浜駅15時50分着、「道後編」は八幡浜駅16時14分発・松山駅18時17分着で運転している。
ダイヤ改正後、午前に運転される「大洲編」の時刻は変更なし。「双海編」は伊予大洲駅10時57分発・松山駅13時3分着とされ、松山駅の到着時刻を1分繰り下げる。午後に運転される「八幡浜編」は松山駅13時38分発・八幡浜駅15時56分着とされ、現行より6~7分繰下げに。「道後編」は八幡浜駅16時27分発・松山駅18時30分着とされ、現行より13分程度繰下げとなる。
このうち「道後編」に関して、松山駅から特急「宇和海」を利用し、八幡浜駅から「伊予灘ものがたり」(道後編)に乗車する場合、下り「宇和海17号」(松山駅14時30分発、八幡浜駅15時27分着)が接続列車に。下り「宇和海19号」(松山駅15時30分発、八幡浜駅16時27分着)は、八幡浜駅到着が「伊予灘ものがたり」(道後編)の発車と同時刻となるため、乗り換えることができない。