京成電鉄は29日、年末年始に臨時の増発ダイヤで運行すると発表した。大みそかから元日にかけて、京成本線、押上線、金町線で終夜運転を実施するほか、「成田山開運号(臨時シティライナー)」を大みそかの夜と正月三が日、1月中の土休日に運転する。

  • 「成田山開運号(臨時シティライナー)」イメージ

年末年始の12月28日から1月5日まで土曜・休日ダイヤで運転。大みそかの夜から元日の朝にかけて、京成上野~京成成田間(京成本線)と押上~京成金町間(押上線、金町線など)で普通と「成田山開運号(臨時シティライナー)」による終夜運転を行う。

普通は京成上野~京成成田間で上下各9本(約20~50分間隔)、押上~京成金町で同じく上下各9本(約20~40分間隔)を運転。「成田山開運号(臨時シティライナー)」は上下各1本を設定し、下り(221号)は京成上野駅22時40分発・京成成田駅23時34分着、上り(222号)は京成成田駅3時0分発・京成上野駅3時54分着となる。下り・上りともに途中の日暮里駅、青砥駅、京成船橋駅に停車する。

  • 大みそか深夜に京成本線、押上線、金町線で終夜運転を実施

元日から1月3日までの日中時間帯、柴又帝釈天最寄りの柴又駅に停車する金町線京成高砂~京成金町間の列車を上下各12本増発。これにより、運転間隔は10時30分頃から16時頃まで10分間隔、16時頃から17時頃まで12分間隔となる。

「成田山開運号(臨時シティライナー)」は大みそかの夜だけでなく、正月三が日と1月中の土休日(計12日間)にも運転される。1日あたり上下各1本を設定し、下り(231号)は京成上野駅9時7分発・京成成田駅10時4分着、上り(232号)は京成成田駅13時51分発・京成上野駅14時59分着。下り・上りともに途中の日暮里駅、青砥駅、京成船橋駅に停車する。

  • 「成田山開運号」ヘッドマークデザインイメージ

全席指定で、乗車区間の運賃の他に特急料金が必要。特急料金は大人1,000円(京成船橋~京成成田間は550円)・こども500円(京成船橋~京成成田間は280円)とされ、京成電鉄のサイトや「京成お客様ダイヤル」で予約を受け付ける。