京成電鉄は、京成押上線連続立体交差事業にともない新たに高架駅として整備する京成立石駅の外装デザインが決定したと発表した。

  • 京成立石駅の駅舎外装イメージ(北東から望む)

同社は東京都および葛飾区と連携し、京成電鉄押上線(四ツ木駅・青砥駅間)連続立体交差事業を進めている。京成立石駅は四ツ木~青砥間に位置し、駅の北側・南側それぞれで再開発事業が進む。

立石の地名は、立石8丁目にある「立石様」と称する奇石に由来。京成立石駅の周辺は南北の商店街を中心に活気あふれる商業の街だという。かつて川を生かした産業が盛んで、工業・商業地帯として発展してきた歴史がある。

新しい京成立石駅のコンセプトは「これまでの立石の伝統・産業をこれからの立石に繋げる、新しい立石の拠点となる駅」に。地名から石材を想起させるイメージ、地元の産業から鉄・アルミ製品を想起させるイメージを取り入れたほか、シンボリックな和模様、川を想起させる青色を取り入れ、にぎわいのある新しい街との調和を表現している。