9月30日にスタートする連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の新たな出演者が12日に発表され、山本舞香、平祐奈、小手伸也、相武紗季、水間ロン、松井玲奈、田畑志真の出演が明らかになった。山本、平、水間、田畑は朝ドラ初出演となる。

  • 『おむすび』新キャスト発表

連続テレビ小説(朝ドラ)第111作となる『おむすび』は、平成元年生まれの主人公・米田結(橋本環奈)が栄養士として、人の心や未来を結んでいく物語。結はどんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進む。脚本は根本ノンジ氏が手掛ける。

阪神・淡路大震災を幼い頃に経験し、神戸から福岡・糸島へと移住した結。糸島で青春時代を過ごし、高校卒業と同時に、かつて暮らしていた神戸の街へと、両親と共に再び戻る。神戸に戻った結は、栄養士を養成する専門学校に入学。そこには、価値観の全く違う、個性あふれる同級生や、学生たちを温かく見守る恩師との出会いが。さらに神戸の街では、結や姉・歩にとって懐かしい旧友たちとの再会も。

このたび、結の新たな出会いと挑戦を描く「2007年 再びの神戸」編の出演者7人が発表された。

「神戸栄養専門学校」の結の同級生、矢吹沙智役に山本舞香、湯上佳純役に平祐奈、森川学役に小手伸也、結の担任・桜庭真知子役に相武紗季、調理実習担当講師・石渡常次役に水間ロン。また、結の姉・歩の友人・相原三花(チャンミカ)役に松井玲奈、結の友人・佐久間菜摘役に田畑志真が決定した。

出演者のコメントは以下の通り。

■山本舞香

今回、『おむすび』に参加させていただけること、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。現場は環奈を筆頭にとても明るくてすてきな現場です。スタッフの皆さまも関西の方が多くて、会話を聞いているだけで面白いなぁと思いながら撮影させていただいております。沙智をしっかり演じさせていただきます。

■平祐奈

佳純は私と同郷。関西弁でお芝居ができるのがうれしくて、元気で明るい結ちゃんをはじめ周りの皆さんにパワーをもらいながら楽しく撮影をしています。専門学校編では、個性豊かな仲間たちと立派な栄養士さんを目指します。強い信念と私個人としてもギャルマインドを持って、佳純や作品と向き合えるよう、初の朝ドラ出演を全力で楽しみます!

■小手伸也

今回同じ学校の同級生とはいえ、橋本環奈さん、山本舞香さん、平祐奈さんに挟まれて小手伸也がいる状況は、現場の皆さんをもってしても困惑を隠しきれないようで(笑)、正直僕自身も役づくりが不要なほど、落ち着けていません。そんな違和感を笑いとして、あるいは多角的な物語の視点として楽しんでいただけるよう、引き続き“自然に”頑張りたいと思います!

■相武紗季

『おむすび』の出演が決まったときは、久しぶりに朝ドラの撮影に参加できることをうれしく思いました。教師役ではありますが、生徒役の出演者の方々の熱意にいい刺激をいただきながら、とても楽しく撮影に参加しております。元気が出て前向きにしてくれる『おむすび』をぜひ楽しんでください!

■水間ロン

初めて朝ドラに出られることが、すごくうれしいです。しかも地元の大阪制作なので、なおさらです。僕自身、ヒロインの結とは同じ平成元年生まれで、5歳のことながら鮮明に覚えている阪神・淡路大震災のことなど、同じ時代を生きた彼女と、時間を共にできることが今から楽しみです。

■松井玲奈

朝ドラ×ギャルという設定に最初は驚きましたが、食を通して人の力になりたいと奮闘する結ちゃんの姿が彩り豊かに描かれ、心惹ひかれました。チャンミカは古着店で働く歩の友人という役どころ。平成にギャルになれなかった私も、ヘアメイクに背中を押してもらい楽しくギャルを演じています。現場でも「チャンミカ」と呼んでもらえるのが、ギャルっていう感じがしてうれしいです。

■田畑志真

朝ドラに出演することは私の目標の一つだったので、お話をいただいたときはとてもうれしく、真っ先に家族に報告しました。私が演じる佐久間菜摘は明るく、楽観的な性格なので、結ちゃんや視聴者の皆さんが元気になるような、癒やしを与えられる存在になれたらうれしいです。一つ一つを丁寧に、精いっぱい、菜摘として生きていきたいと思います。

【編集部MEMO】
主演の橋本環奈は、本作がNHKドラマ初出演となる。制作発表・主演会見では「朝ドラヒロインらしく、ギャルなので明るく楽しく、皆さんに元気のいい一日のスタートが切れるように、明るい朝をお届けしたいなと思っています」と意気込みを語っていた。