JR西日本の新たな観光列車「はなあかり」(キロ189系)は、8月29日の報道公開と先行見学会に続き、8月30日から9月3日まで京都鉄道博物館の本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアで車両展示を行う。車内は公開されないものの、デビュー前の「はなあかり」を間近で見られる貴重な機会に。ただし、都合により車両展示を中止する場合がある。

「はなあかり」による第1弾の運行は、10月5日のデビュー後、12月22日まで土日に実施予定。土曜日に敦賀駅10時40分発・城崎温泉駅15時39分着の下り列車、日曜日に城崎温泉駅9時54分発・敦賀駅15時7分着の上り列車を運行する(途中停車駅は下り・上りで異なる)。2025年1月以降、西日本エリアで区間を変えての運行を予定している。

「スーペリアグリーン車」とグリーン車ボックス席は区画単位で発売され、新たに「スーペリアグリーン料金」を設定。敦賀~城崎温泉間で「スーペリアグリーン車」を2名で利用した場合、運賃・料金は大人1人あたり合計1万2,840円(運賃3,480円、特急料金2,860円、スーペリアグリーン料金5,000円、京都丹後鉄道のグリーン料金1,500円)。同区間でグリーン車ボックス席・グリーン車指定席を利用した場合、運賃・料金は大人1人あたり合計1万640円(運賃3,480円、特急料金2,860円、グリーン料金の合計4,300円)となる。

  • 「スーペリアグリーン車」(1号車)とグリーン車(2号車)の車内

  • 「はなあかり」(キロ189系)の外観