フジテレビで放送されているドラマ『コスメティック・プレイラバー』(毎週月曜26:55~ ※12日は27:25~/FODで独占先行配信、TVerで見逃し配信)にW主演する奥野壮と豊田裕大。楢島さち氏のコミックが原作で、生意気でクールな後輩美容部員(豊田)と、超真面目でピュアな先輩美容部員(奥野)が甘い恋に落ちていく純愛ラブストーリーに挑んでいる。
そんな2人に、今作に臨む心境やキスシーンなどの撮影秘話を聞いた――。
プレッシャー感じながら「自分たちの感覚で」
――近年BLドラマ作品が増えていますが、出演機会の多いおふたりの年代の俳優さんにとっては、どんな存在ですか?
豊田:この枠を狙っている人も多いと思いますね。発表されると、「あの人も出るんだ」という感じになります。
奥野:それだけホットなジャンルになっていて、ちょっと登竜門的にもなっていると思います。
――今作もそうですが、漫画原作が多いジャンルですよね。原作ファンの方もいらっしゃる中で、やはりプレッシャーは感じますか?
豊田:すごくありました。そのことについては2人で話していて、「緊張もするし、プレッシャーもあるけど、自分たちの感覚で作れたらいいよね」と確認していました。
奥野:僕は漫画大好きなので、原作第一主義者なんです(笑)。なので、しっかり読んで、それを自分の中に落とし込んで現場に入ります。それによって、何をするにしても(自身が演じる)棗がちゃんと自分の中にいるという感覚になれるので、撮影に入るまではプレッシャーを感じましたが、入ってからはもうただただ楽しくなりましたね。
――今回はおふたり同士やスタッフの皆さんと、結構ディスカッションをする現場でしたか?
豊田:話しやすい現場と話しにくい現場ってあるのですが、今回は奥野くんも監督もフランクに話しかけてくださり、相談ができる存在だったのでで、すごく心強かったです。
奥野:自分たちの中で疑問があったことを素直に言えたので、“一緒に作っている”感覚がありましたね。
豊田:そうだね。