6月28日にスタートするTBS系金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(毎週金曜22:00~)の制作発表&第1話プレミアム試写会が26日、都内で行われ、主演の水川あさみ、共演の玉山鉄二、櫻井翔が登壇した。

  • 左から早見和真氏、玉山鉄二、水川あさみ、櫻井翔

早見和真氏の同名小説を原作とする本作は、主人公の新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)と有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。

主演の水川は「撮影は1カ月ほど続けてきたんですけど、ここまであっという間でした」と述べ、第1話がお披露目されることに「緊張します。初めてお披露目ということで、初めてスタッフや共演者以外の方に見てもらえるということなので、どういう風に思うのか、どういう印象を受けるのか一人ずつに聞きたいぐらいです」と心境を語った。

水川は40歳、玉山は40歳、櫻井は42歳。同世代での作品作りに、水川は「とっても楽しいですよ! ほぼ同じ時代を生きてきた心から尊敬できる2人と一つの作品をこの年齢になって一緒に携わって作る喜びがすごくあります」と声を弾ませた。

櫻井は、水川について「すごいですよ! まあ水川さん演じる道上はしゃべっている。説明の多いセリフだったりするので覚えづらかったりするんですけど、直前までスタッフの皆さんと話していて急にパッと入るから見事だなと思っている。本当にすごいと思う」とリスペクトした。

水川と櫻井は約10年ぶりの共演。櫻井が「大人になったなと思うのは、めちゃくちゃオシャレなワインの話をしていたら現場に持ってきてくれたりとか、大人になったなと思いました」としみじみと話すと、水川も「しかもナチュールワインの話をね。それをあげるっていう(笑)。年取ったね~大人になった。あげたくてしょうがないんですよ。『おいしいよ!』みたいな」と同調した。

水川と玉山もワインの話をしたという。また、水川の座長ぶりについて、玉山も「現場の空気を誰よりもよくしてくれて、スタッフに対しての距離感の取り方だったり、気にしてくださっている感じがとても誇らしいし、ついていきがいのある方ですね」と称賛していた。