中京テレビ・日本テレビ系ドキュメントバラエティ番組『こどもディレクター ~私にしか撮れない家族のハナシ~』(毎週水曜23:59~)が、きょう3日にスタートする。

  • インタビューを受ける新婚夫婦

ビデオカメラを渡された街の人が“こどもディレクター”となって、自分の親に「聞きたいけど聞けない」疑問を取材したVTRを紹介する同番組。レギュラー回初の“こどもディレクター”は、21歳の男性だ。

2週間後に結婚式を挙げるという新婚で、オープンで気さくな男性だが、実は経済的な理由から11歳のときに養護施設へ入り、17歳で就職してからは一人暮らしだったという。親元を離れていたため「思い出の写真」がなく、現在、母親とは会っているものの、ずっと聞けなかったことがあるそうだ。

そんな男性にカメラを渡すと、“こどもディレクター”としてまず撮っていたのは、結婚式前日、そして当日の様子。「緊張するわ」という心の声や、新婚夫婦のリアルな本音が垣間見える。

諸事情で式に母親は来られないものの、男性が在籍していた施設の職員を“取材”することができた。

そして式も無事に終わり、いよいよ母親への取材日に。実はこの日、妻は男性の母親と初対面ということもあり、3人はやや緊張した面持ちで顔を合わせる。

男性が「一緒に暮らせなくなって、どう思ってた?」「俺を産んで後悔したことは?」と、これまでの思いをぶつけると、母は涙ながらに本音を明かし…。

【編集部MEMO】
『こどもディレクター』は『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』で「鈴子ママ」「エキサイトスーパータナカ」などを取材する北山流川ディレクターが企画・演出。直後に放送される新番組『お笑い4コマパーティー ロロロロ(ろろろろ)』は、『オモウマい店』で「せっちゃんうどん」を取材し、孫のようにかわいがられるディレクター“孫D”の鳥居大雅氏が演出を務める。

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