JR北海道は、4月1日に公開した「JR北海道グループ中期経営計画 2026」の中で、水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所代表)のデザインによる新たな観光列車として「赤い星」編成・「青い星」編成を製作し、運行することを明らかにした。

  • 「赤い星」編成のデザイン(水戸岡鋭治氏デザイン)

  • 「赤い星」編成の内装イメージ(水戸岡鋭治氏デザイン)

  • 「青い星」編成のデザイン(水戸岡鋭治氏デザイン)

  • 「青い星」編成の内装イメージ(水戸岡鋭治氏デザイン)

新たな観光列車は2種類あり、「赤い星」編成は車内にセミコンパートメントやラウンジなど設ける予定。「青い星」編成は展望室を設置し、客室内に4人ボックス席を用意する。車両デザインに関して、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」、北海道でも運行している東急の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」などを手がけた水戸岡鋭治氏を起用している。

JR北海道は道内各地で観光シーンに合わせたさまざまなタイプの観光列車を運行するほか、観光拠点となるホテルも展開して観光ルートを充実させ、鉄道を通じた北海道の魅力づくりに貢献する計画だという。「赤い星」編成・「青い星」編成は全道を周遊するクルーズトレインとして運用するほか、釧網本線や富良野線での運行も予定されている。